尖閣諸島の自然
尖閣諸島の生き物たち =植物編=

総目次
| ページ |
名前
|
学術名・英語名・説明など
|
写真 |
カテゴリー/その他 |
| 1-03 |
アダン |
Pandanus odoratissimus L.f. |
○
|
|
| 植生-09 |
赤土の流出状況 |
|
|
|
| 植生-08 |
荒れ地 |
ヤギに食い荒らされ地肌を見せる地域(魚釣島) |
○
|
|
| 2-19 |
イヌマキ |
Podocarpus macrophyllus (Thunb.) Sweet |
○
|
|
| 1-06 |
イリオモテラン |
Trichoglottis ionosma (Lindley) J. J. Smith |
|
絶滅危惧種 |
| 植生-02 |
魚釣島写真 |
海岸近くの海から見た魚釣島 |
○
|
日本青年社 |
| 植生-01 |
魚釣島地図 |
地名付き 「MSN 地図」に地名を追加したもの |
|
原図は「MSN 地図」1/25000 |
| 植生-07 |
魚釣島・植生 |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| 2-17 |
オオタニワタリ |
Neottopteris nidus (Asplenium antiquum) |
○
|
環境庁レッドデータブック絶滅危急種 |
| 2-28 |
オオハマボウ |
Hibiscus tiliaceus |
○
|
沖縄県版レッドデータブック:危急種 |
| 植生-02 |
魚釣島写真 |
海岸近くの海から見た魚釣島 |
○
|
日本青年社 |
| 植生-03 |
カツオブシ工場の跡 |
|
○
|
「秘境を探る」 |
| 2-20 |
キキョウラン |
Dianella ensifolia 英名: umbrella dracaena
|
○
|
|
| 2-21 |
クスクスヨウラクラン |
Oberonia arisanensis Hayata |
|
沖縄県版レッドデータブック:危急種 |
| 1-01 |
クバノキ |
Livistona chinensis R. Br. ex var subglobosa Becc |
◎
|
|
| 2-16 |
クワズイイモ |
Alocasia odra (サトイモ科 クワズイモ属) |
○
|
|
| 2-22 |
コショウノキ |
Daphne kiusiana Miquel |
○
|
沖縄県版レッドデータブック:危急種 |
| 2-23 |
サクララン |
Hoya carnosa ガガイモ科 |
○
|
|
| 2-15 |
シラタマカズラ |
Psychotria serpens |
○
|
|
| 2-13 |
ススキ |
Miscanthus sinensis イネ科 |
○
|
|
| 1-02 |
センカクオトギリ |
Hypericum senkakuinsulare Hatusima |
○
|
環境省:危急種
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種
|
| 1-04 |
センカクガジュマル |
Ficus microcarpa 'Senkaku' |
○
|
|
| 1-07 |
センカクカンアオイ |
Asarum senkakuinsulare Hatusima 、Heterotropa
senkakuinsularis
|
○
|
環境省:危急種
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種
|
| 1-08 |
センカクツツジ |
Rhododendron simsii Planchon var. tawadae (Ohwi)
Hatusima
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-10 |
センカクトロロアオイ |
Abelmoschus moschatus (L.) Medicus var. betulifolius
(Mast.) Hochr.
|
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-11 |
イソマツ |
Last modified: Jan 25, 2004 |
○
|
|
| 1-09 |
センカクハマサジ |
Limonium senkakuense Yamazaki |
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 2-23 |
タカサゴアザミ |
Cirsium japonicum A. P. de Candolle var. australe
Kitamura
|
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 2-18 |
タブノキ |
Machilus thunbergii Siebold et Zucc. |
○
|
|
| 2-29 |
ツルラン |
Calanthe triplicata (Willemet) Ames |
○
|
沖縄県版レッドデータブック:危急種 |
| 2-32 |
テッポウユリ |
Lilium longiflorum 別名:リュウキュウユリ(琉球百合) |
○
|
「東支那海の谷間−尖閣列島」 |
| 植生-04 |
奈良原岳T |
(奈良原岳)山頂より西岬方面を望む右上に船着き場 |
○
|
「東支那海の谷間−尖閣列島」 |
| 植生-05 |
奈良原岳U |
(奈良原岳)山頂より南壁と下に横たわる海岸線 |
○
|
「東支那海の谷間−尖閣列島」 |
| 植生-06 |
奈良原岳V |
奈良原岳山腹のジャングル |
○
|
「東支那海の谷間−尖閣列島」 |
| 2-24 |
ハイシバ |
Lepturus repens |
|
|
| 2-25 |
ハマオモト |
Crinum asiaticum var. japonica |
○
|
絶滅危惧IB類 |
| 2-26 |
フヨウ |
Hibiscus mutabilis |
○
|
|
| 2-30 |
ミズガンピ |
Pemphis acidula |
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 2-14 |
ヤブツバキ |
Camellia japonica |
○
|
|
| 2-27 |
ユウコクラン |
Liparis bituberculata var, formosana |
○
|
|
| 2-31 |
リュウキュウセッコク |
Eria ovata Lindley |
○
|
RDBPカテゴリー:危急種 |
| 1-01 |
センカクオトギリ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-02 |
クバ |
|
○
|
|
| 1-03 |
アダン |
|
○
|
|
| 1-04 |
センカクガジュマル |
|
○
|
|
| 1-05 |
オオキヌラン |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:危急種 |
| 1-06 |
イリオモテラン |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-07 |
センカクカンアオイ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-08 |
センカクツツジ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-09 |
センカクハマサジ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| 1-10 |
センカクトロロアオイ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| U-13 |
ススキ |
|
◎
|
沖縄県版レッドデータブック:絶滅危惧種 |
| U-14 |
ヤブツバキ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-15 |
シラタマカズラ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-16 |
クワズイイモ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-17 |
オオタニワタリ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島
環境庁レッドデータブック 絶滅危急種
|
| U-18 |
タブ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-19 |
イヌマキ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-20 |
キキョウラン |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-21 |
クスクスヨウラクラン |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 危急種 |
| U-22 |
コショウノキ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 危急種 |
| U-23 |
タカサゴアザミ |
|
|
東支那海の谷間−尖閣列島
沖縄県版レッドデータブック 絶滅危惧種
|
| U-24 |
ハイシバ |
|
|
|
| U-25 |
ハイオモト |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-26 |
フヨウ |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-27 |
ユウコクラン |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 危急種 |
| U-28 |
オオハマボウ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 危急種 |
| U-29 |
ツルラン |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 絶滅危惧種 |
| U-30 |
ミズガンピ |
|
○
|
沖縄県版レッドデータブック 危急種 |
| U-31 |
リュウキュウセッコク |
|
○
|
東支那海の谷間−尖閣列島
RDBPカテゴリー:危急種
|
| U-32 |
テッポウユリ |
|
◎
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
| U-33 |
サクララン |
|
◎
|
東支那海の谷間−尖閣列島 |
写真◎は尖閣諸島で撮影されたもの
尖閣諸島の風景
目次
尖閣諸島の植物U
「九大・長大合同調査隊報告」より
レッドデータブック種検索
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/name_japanese/rdb_se.html
尖閣諸島の風景 −植生−
−魚釣島−

(01) 魚釣島地図
ウェブサイトの「MSN 地図」1/25000 に管理者が地名を追加したものです。
地名は明治33年5月、尖閣諸島を探検した黒岩恒氏が付けた名前です。
尖閣諸島の植生風景 1
(1) 海岸近くの海から見た魚釣島

出典:日本青年社
(2) カツオブシ工場の跡
出典元:秘境を探る
(3) 魚釣島の海岸

写真:日本青年社

(4) (奈良原岳)山頂より西岬方面を望む右上に船着き場
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)

(5) (奈良原岳)山頂より南壁と下に横たわる海岸線
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)

(6) 奈良原岳山腹のジャングル
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)

(7) 魚釣島・植生 中央奥は奈良原岳
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)
尖閣諸島の植物・T
尖閣諸島の植物・T 目次
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尖閣諸島の植物・T
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(01) クバノキ
尖閣諸島の植物 01

クバ林(魚釣島)
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)

クバの幹
写真:「東支那海の谷間−尖閣列島」
(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告)より
(撮影・昭和45年12月)
============================================
−クバについて−
学 名 Livistona chinensis R. Br. ex var subglobosa Becc.
和 名 ビロウ
科 名 ヤシ科
属 名 ビロウ属
原産地 中国南部、東南アジア
ヤシの仲間で海岸近くの斜面に生える常緑高木で、台湾、琉球列島、九州の海岸、四国の西南端に分布する。
幹は単幹となり直立する。 高さは15mにもなる。
葉は幹の頂部から1〜2mの葉柄の先に径1.5〜2mの掌状で、 中央まで裂ける。
3〜4月に黄色の花をつけ、果実は10〜12月に長さ1.5cm程で黒色に熟する。
若い芽は食用になる。
沖縄ではクバとよばれ、昔から住民の生活と深いかかわりあいをもち、葉を利用した生活用具は多種多様です。
クバの葉を乾燥させ屋根を葺き、小型の舟(サバニ)の帆となり、クバ扇、クバ笠、クバみの、クバジー(クバの葉のつ
るべ)などがつくられました。
琉球王府時代には、王府に納める上納品として扱われていたと言われています。
古来、御嶽や神アシャギによく植えられており、祭祀、宗教的な意味合いもあったようです。
近年は、熱帯的景観をイメージする街路樹として、沖縄県内の至る所で観られるようになりました。

那覇市のホームページより
================================================
http://www16.ocn.ne.jp/~gajimaru/16/626birou.html
ビロウ
ヤシ科の植物に方言名のついているものは少ない。自生種が少ないからである。沖縄に自生するヤシ科の植物
は、八重山のヤエヤマヤシの他、南西諸島全般に分布するクロツグやビロウなど数種しかない。それらの中で、ビロ
ウはもっとも身近な存在である。ウチナーグチのクバという名前で親しまれている。ビロウという名前は知らずとも、ビ
ロウそのものは知らずとも、クバという名を知っているウチナーンチュは多いはず。
クバの葉で作られたクバガサ(笠、三角錐の帽子)、クバオーギ(扇)は、子供の頃使っていたし、今でも販売されて
いる。ハルサー(農夫)にはこのクバガサが良く似合う。
ビロウの木は公園樹としてもよく利用され、あちこちで見ることができる。沖縄では神聖な樹木ともされ、各地のウタ
キ(御嶽)やハイショ(拝所)に多く植栽されている。
ビロウ(蒲葵)公園・街路 →写真(全景 葉 実 幹肌)
ヤシ科の常緑高木 原産分布は九州南部以南、南西諸島、他 方言名:クバ
基本種のシナビロウは中国南部に、ワビロウは九州南部・南西諸島に、オガサワラビロウは小笠原に自生するとあ
る。沖縄で見るビロウの多くはワビロウということであろう。文献にシナビロウ、オガサワラビロウとの違いが書かれて
いないので、確かなことは言えないが、写真のものもたぶんワビロウなのであろう。
ビロウというと、下品な私はすぐに尾籠(きたなく、けがらわしくて、人前で失礼に当ること。広辞苑より)の字が思い
浮かんでしまうが、漢字は蒲葵と書く。蒲色の葵とはいかなることか、という字の意味を含めて、ビロウの名前の由来
については不明。
ビロウを広辞苑でひくと、檳榔という漢字も出てくる。これはビンロウとも読み、檳榔樹のことを指す。ビンロウジュは
同じヤシ科だが、本種とは属が違う。
神木とされ、沖縄の神聖な場所である拝所などに多く見られる。また、その葉は、笠や団扇などに利用される。方
言名であるクバの名と共に、クバガサ(笠)、クバオウギ(扇)などは、ウチナーンチュによく知れ渡っている。繊維から
縄も作られる。
高さは10mほどに達する。陽光地でよく生育する。また、乾燥に強く耐潮風性があるので海浜地の植栽にも適す
る。開花期は3月から4月。
記:島乃ガジ丸 2006.1.7 ガジ丸ホーム 沖縄の草木 ガジ丸写真館

蒲葵 ヤシ科の常緑高木 高さ10m 方言名:クバ ワシントンヤシに比べ、さっぱりとした幹肌
============================================
http://homepage1.nifty.com/NANKIN/ より
http://homepage1.nifty.com/NANKIN/sakiname.htm
☆先にある琉球名の確認
☆最古の名 ――尖閣諸島(魚釣島久場島)の古名はクバシマ
尖閣諸島は古来から知られていた。この水域は琉球の人々にとっては「内水」といってもよかった。必ず島々には
琉球名の方が先にあるはずである。沖縄海を昔から行き来する琉球の人々がそこに浮かぶ島々に先に名前をつけ
ないはずがない。
琉球の人々の関わりの方が深いのならば、間違いなく、琉球名の方が先に存在していなくてはならない。そのあか
しを発見できるであろうか。
☆クバシマに関する伝承
「琉球名」が先にあることの確認をしよう。
「尖閣諸島」と呼ばれる島々は全体としてどう呼ばれていたか。いうまでもないことだが、間違いなく神木であるクバ
の生い茂る島は、クバシマと呼ばれていたであろう。他に呼びようがないからである。こういった島は、神の領分であ
る。琉球の歴史と自然をきちんとみていけば、必ずクバシマという名がつくことがわかる。
古来からクバシマと呼ばれていたはずだということを、きちんと証明できないであろうか。状況証拠からみて、間違
いなくそのはずだというだけではなく、もっと直接的な証拠がみつからないであろうか。
興味深い祭歌が与那国にあることがわかった。いうまでもなく与那国は尖閣にもっとも近い有人島である。琉球の
西の果ての島である。先述した通り、与那国島から黒潮にのってくだると半日で、尖閣諸島に達してしまう。西南か
らの風があれば更に早くなる。隣の島である。自然的条件からみて、与那国に尖閣諸島の伝承があるのは至極当
然である。
☆与那国島図誌
「与那国島図誌」(本山桂川著)をみてみよう。柳田国男が刊行した炉辺叢書(三十六冊)の内の一冊である。大正
十四年十月に、出されている。当時行くことさえ相当に困難であった与那国島に、本山は与那国村長と共に渡航し
二ヶ月ほど、逗留した。後に「柳田国男先生の慫慂に答えて」、この本をまとめたと記している。
私が読んだ「与那国島図誌」は、日本民俗誌大系1に所収されたものである。その解説には次のように記されてい
る。与那国島図誌(本山桂川著)の重要性が確認できる。
↓
***************************************
大正十二年暮れから翌年春にかけての南島旅行のとき、著者が訪ねた与那国島の民俗採訪記である。この島に
ついての最初の文献であり、近年まで唯一の資料とされていた。(-490)
――与那国島図誌 本山桂川 /日本民俗誌大系1沖縄所収 角川書店 1976
***************************************
↑
「与那国島図誌」は現地調査をした人の手になる一次史料であることが重要である。実は、本山桂川は、「南島情
趣」という本も著していた。こちらは一般向けの本である。内容は重複するところが多い。
☆クバシマのユンタ
与那国島図誌には本山が聞き取ったクバシマをうたう祭歌が収録されている。
↓
***************************************
豊年祭や字祭りなどの時に唱うるユンタをスユリギという。 次のとおりである。
スユリギ
ウシマギリウシマギリ
ニシマジマワタリミリ
クバシマニツタイイキ
ミヤラビバミカギヨウリ
カナサスバサザミヨウリ
ミヤラビヌカダヤ
スリバンタカダドス
カヌサスニホイヤ
ジンキヤラヌカダドス
ヤノトデヌカダヤ
バガシルデカダドス
随分訛音や誤伝が多いようだか、意訳をすればこうである。
押し曲がり押し曲がり
北の島へと渡ってみ、クバの島へと渡って行き
島のみやらび(乙女)を娶れば、
みやらびの香は匂いよき草花のごとく香しく
(後略)
(-24-25)
――与那国島図誌 本山桂川 /日本民俗誌大系1沖縄所収 角川書店 1976
***************************************
↑
歌の内容はざれ歌のようである。滑稽な内容となっている。役人が娘と恋におちてしまうが、そのことを妻に気付か
れてしまい……というような歌である。一見すると、どうでもいいような歌に見えるがそうではない。
☆「ニシマジマ(北の島)、クバシマ」――ユンタのクバシマ
与那国島図誌では「スユリギ」といい、南島情趣では「スユエギ」とされているが、同じ祭歌である。
このユンタにでてくる「ニシマジマ(北の島)、クバシマ」とは尖閣諸島のことであろう。与那国から北にあるクバシマ
といえは間違いなく、そうである。
この祭歌は与那国島の住民が尖閣諸島の存在を古くから知っていたということを示している。そして尖閣諸島の古
名がクバシマである証拠となっている。
クバシマについて記された史料は与那国島には残っていないようである。しかし口承された歌はそれと同じか、い
や、それ以上の価値がある。
☆古い歌の形式
歌の形式をみてみよう。本当に古いものであろうか?
↓
***************************************
沖縄本島・奄美大島の最も古い歌謡は、五音の対句を次々と並べていく形で、それは共同体の唱え言葉に発して歌
謡に引継いだものと思われる(-29)
この五音対句形の五音は、五・五音、五・四音、五・三音と揺れながら一句の音数が長くなったことは、ほぼ正確に
たどることができる。(-30)
この五音対句形から、記紀歌謡の幾つかを連想する。五音の、そしてしばしば対句のある長歌形のものである。南
島の五音対句形は日本文学の原初の部分と深くつながっているにちがいない。(-30)
――南島歌謡 小野重朗 1977年 日本放送出版協会
***************************************
↑
「記紀歌謡の幾つかを連想する」と小野がいうのは印象的である。
このユンタは確かに古い形式の歌である。
内容をみても誤伝が多いと本山がいっているから、言葉が口伝えされているうちに崩れる形になっているのであろ
う。古いことを物語っている。
明治大正期になってつくられたものではない。やはり人々は古くから北の島の存在を知っていたのである。
この祭歌は非常に古いと推察できる。何世紀も前から歌われていたであろう。
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尖閣諸島の植物 (02) センカクオトギリ

風樹館: 琉球大学資料館
http://fujukan.lib.u-ryukyu.ac.jp/ja/rdb/details.php?id=PS-00052&lang=ja
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00052.html
センカクオトギリ(絶滅危惧種)
和名 センカクオトギリ
分類 オトギリソウ科
学名 Hypericum senkakuinsulare Hatusima
カテゴリー 絶滅危惧種
特性 形態の特徴: 高さ60cmになる常緑の低木。枝を多く分け、樹皮は赤褐色。
葉は対生し、長さ2.3〜3.5cm、楕円形〜長楕円形で上面に多数の明点がある。
花は黄色で径4cm内外。
分布: 魚釣島 生育環境: 山頂の断崖の風衝地に生える。
生息状況: 自生地はごく狭い範囲に限られ、個体数は極めて少ない。
学術的価値: 魚釣島の固有種である。
減少の要因: ヤギの繁殖による食害。園芸用の採集。
文献: Hatusima, S., 1993. A new woody Hypericum from the Ryukyus. J, Geobot., 21: 2-3.
新納義馬・玉城松栄・新城和治・宮城康一, 1971.
尖閣列島の植物. 尖閣列島学術調査報告, pp.37-84. 琉球大学.

(世界日報社)
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00052.html
オトギリ草

河口湖山草園 8月の花 その4
http://fujigoko.tv/plant/phpt/season/8/pic4.html
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尖閣諸島の植物 (03) アダン

アダン 魚釣島 出典:日本青年社

アダン 魚釣島 出典:日本青年社
《参考》尖閣諸島以外のアダンである。
アダンについて
アダン(阿檀) タコノキ科 Last modified: Aug 22, 2003
学名:Pandanus odoratissimus
以下はWebサイトより
http://www.culture-archive.city.naha.okinawa.jp/html/b_contents/10002000.html
阿旦とも書く。たこのき科の亜熱帯常緑灌木(じょうりょくかんぼく)。海岸の浜辺と陸地の境い目に繁茂し、防潮
(ぼうちょう)、防風林として大切な役目を果たしている。葉にはトゲがあり、タコの足のような気根が砂地で樹木を支
えている。一見、パイナップルのような果実がぶら下がっているが、人が食することはない。月夜の晩にヤシガニが、
ひそかにそれを食するという。陽光を浴びてつやを放つ樹林帯は、美しい南国沖縄の景観を形成している。
島々の浜辺に自生するアダンは、かつては人々の生活の大切な資源でもあった。明治四十年代から大正十年代
にかけ、アダン葉はパナマ帽の原料として、人々の生活を支えた。パナマ帽の製造は、一九〇〇年(明治三十三
年)に児玉利吉(こだまとしきち)が那覇でアダンの葉を使ったタバコ入れや、手提げ鞄などを作っていたのにヒントを
得た貿易業者・片山徳次郎が、漂白法と帽子の編み方を案出して専売特許を取ったことから、一躍クローズアップ。
需要が激増した。
明治四十年代から貿易輸出品として盛んに製造され、大阪や東京に移出、さらにそこからアメリカをはじめヨーロッ
パにも輸出された。大正期に入ると、砂糖に次ぐ(つぐ)輸出品となり、一時代の沖縄の産業を支えた。最盛期に、職
工の数も三万を数えた。
製造法は、葉のトゲの部分を、板に釘を打ったサンピィキと呼ばれる器具で取り除き、幅一センチ三ミリほどの幅に
さき、これを大きな鍋でゆがき、ガラス板の上に乗せてカンナの刃で肉質部をこそぎ、乾燥させた一メートルほどの繊
維を漂白したものを原材料として使用した(牧野清著『新八重山歴史』)。
それでパナマ帽を編むが、多くは女子労働の手に頼った。女工たちは「帽子クマー」と呼ばれ、工場で集団で働い
た。このため結核が流行し、沖縄版女工哀史を刻んだ。若衆宿のように寝泊りすることもあったため、風紀が乱れた
として各家庭に材料を持ち帰って編むことを指導したことも。第一次世界大戦時には海外への輸出がストップして、
二万人もの女工が失業したこともあった。隆盛を極めたパナマ帽製造も、大正末ごろから紙撚帽が出回るようにな
り、衰退していった。
タコの足のような気根からは、丈夫な繊維が取れた。これで編んだヒモを、八重山地方ではアダナスと呼んだ。水
や陽ざし(ひざし)にも強いところから、農家ではこれで畑に行くときの昼食(多くはイモ)入れのかごをつくった。アン
ツクと呼ぶ。通気性がよいため、ムレる心配がなかった。生活の変化で、いまでは使われることもないが、民芸品とし
ておみやげ店(てん)で売られている。
物のない敗戦直後には、葉で編んだアダニパムス(阿旦葉筵)やアダン葉ゾーリがつくられた。トゲをとった葉で粗
く編んだムシロは見た目にも涼しかった。ゾーリも清潔感があり、はき心地もよかった。
アダンの葉といえば、これも八重山地方でのことだが、新芽をゆがいて味つけして食用とした。たいていは法事など
のような行事料理として用いられたが、なぜその食習慣が八重山だけにあるのか。王国時代に八重山に赴任してき
た大和(やまと)在番(ざいばん)が、山菜の代用として食したのが始まりでは、という説もある。そういえば八重山で
はオオタニワタリの新芽もゆがいて食べるので、あるいはそれと同じ食習慣かもしれない。アダンやオオタニワタリの
新芽は、いまでも石垣の市場で売られている。近年、自然の砂浜がコンクリートの護岸に変わり、美しいアダンの樹
林が消えていくのは、なんともさみしい限りである。アダンこそは、白砂の浜の保護者である。その消滅は砂浜の消
滅を招来する。アダンを守り育てることは、とりもなおさず沖縄を守ることだと思うのだが――。「オキナワなんでも事
典」より
執筆者:三木 健(みき たけし)
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尖閣諸島の植物 (04) センカクカジュマル

センカクガジュマル・その1

センカクガジュマル・その2
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尖閣諸島の植物 (05)
オオキヌラン(キヌラン属)
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オオキヌラン(大絹蘭)
Zeuxine nervosa
科名・属名: ラン科 キヌラン属


特徴: 草丈30〜60cmの多年草。
茎は匍匐し、先は立ち上がり、葉は4〜5枚、卵状披針形で長さ7cm程度。
花は花茎の先にややまばらに6〜10花つける。花弁は半開し淡黄緑色、唇弁は白色でY字形。
別名センカクキヌラン
分布・生育地:
沖縄(石垣島、魚釣島) 常緑広葉樹林下
花期: 4〜5月
撮影:2005年4月22日 沖縄県石垣島
撮影記:
以前この花を見たという山を歩く。急な沢沿いの道は湿度が高く汗が滴り落ちる。
突然目の前に変わったランが現れた。どうやらこの花が目的の本種らしい。図鑑でもこの花の写真が紹介されてい
るものはなく、キヌラン(ホソバラン)の名がついているのでそれに近い花を想像していた。しかし、キヌランとは全く似
つかない花で、草丈は30〜50cmあった。
沖縄のレッドデータブックによると、本種は「高さ30cm、6〜10花つき、花は半開し淡黄緑色、唇弁はY字で白色」
の記述がある。
ところが、写真のように長い花茎には多数の花がつき、ツボミから終わった状態のものまであったにもかかわらず
半開しているものはなかった。ひょっとしたらこの花は本種ではないのかもしれない。
野の花賛花
―自生の姿を追って―
http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/tansiyo/ran/ookinu.html
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オオキヌラン (センカクキヌラン)
「沖縄県版レッドデータブック」より
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00454.html
分類 ラン科
学名 Zeuxine nervosa (Wallich ex Lindley) Bentham ex Clark
カテゴリー 危急種
特性 形態の特徴: 常緑の多年草。茎はほふくし、先は直立し、花序を含めて長さ30cmになり、4〜5葉を互生す
る。葉は卵状披針形、長さ7cmになり、しばしば中肋に白色の条が入る。頂生する総状花序は、やや疎らに6〜10
花をつける。花は半開し、淡黄緑色で、やや赤褐色を帯び、唇弁は白色、蕚片と花弁は長さ5mm、背蕚片は卵形、
側蕚片は長楕円形、花弁は斜卵形、唇弁は長さ7mm、Y字形、先端の裂片は円形、基部は嚢状となり、基部上面
に3〜4対の突起がある。
分布域(県外): 台湾、フィリピン、ヒマラヤ、タイ、インドシナ
県内の分布: 石垣島、魚釣島
生育環境: 自然林の林床に生える。
生息状況: 魚釣島ではごく狭い範囲に少数個体が生えるが、野生化したヤギによる食害の影響が心配される。石
垣島では数ヶ所に産することが知られるが、いずれの自生地でも極めて希である。
学術的価値: 分布域の北限である。
減少の要因: 園芸用の採集。自生地の開発。ヤギによる食害 (魚釣島)。
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尖閣諸島―(センカクキヌラン)―ヤンバルキヌランと同種との説もある
「日本の野生ラン」農学博士 小林晴夫氏
http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/tansiyo/ran/ookinu.html
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尖閣諸島の植物 (06)
イリオモテラン(ラン科ニュウメンラン属)

全体 花
尖閣諸島のものではありません
写真:http://qjy.web.infoseek.co.jp/ranranran/nyuumenran/iriomoteran.htm
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http://www.geocities.jp/yu911po/page053.html
ニュウメンラン(イリオモテラン)
学名:Trichoglottis ionosma
絶滅危惧IB類(EN)オキナワ固有種.洋蘭のバンダの仲間

特徴・自生状態:
南西諸島特産の大型着生蘭です.洋蘭の
バンダに近い仲間で,熱帯雨林の樹木に絡
みつくように着生します.黄橙色に茶色のスポ
ットが入る花を咲かせます.自生は極めて限
られていますが最近になって洋蘭のように無
菌培養による大量生産にも注目され始めてい
るので稀に市販株も見ることができます.
また日本最南端の魚釣島には本種に酷似し
たケイトウヒスイランが確認されたとの報告も
あるそうですが,その後は一度も確認された
ことがないため本種との誤認の可能性がある
ようです.
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「沖縄県版レッドデータブック」より
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00445.html
イリオモテラン (ニュウメンラン) (絶滅危惧種)
分類 ラン科
学名 Trichoglottis ionosma (Lindley) J. J. Smith
カテゴリー 絶滅危惧種
特性 形態の特徴: 常緑の多年草。茎は堅く、直立し、しばしば分枝し、長さ20〜70cm、多数の葉を2列に互生す
る。葉は厚い革質、線状長楕円形、凹頭、長さ10〜18cm。総状花序は腋生し、単一または分枝し、長さ20〜
30cm、疎らに7〜20花をつける。花は淡黄色で、内面に紫褐色の斑点が入り、唇弁は白色で、上面に紅紫色の小
点が入り、蕚片と花弁は長さ1.7cm、背蕚片は卵状菱形、側蕚片は倒卵形、花弁はへら形、唇弁は長さ1.6cm、基
部で3浅裂し、側裂片は三角形、小さく直立し、中央裂片は菱形状船形、上面に毛が生え、先端は尖り、基部に短
い距がある。
分布域(県外): 台湾、フィリピン
県内の分布: 石垣島、西表島、魚釣島
生育環境: 山地の自然林の樹幹に着生する。
生息状況: 石垣島と西表島ではかつては点々と見られたようであるが、古くから観賞用に乱獲され、現在は絶滅寸
前である。魚釣島では高地にやや多く、樹上ばかりでなく、地上や岩上にも生えるが、野生化したヤギにより食害さ
れている恐れが高い。
学術的価値: 分布域の北限である。フィリピン産のものとは唇弁の形がやや異なり、琉球列島と台湾産のものを固
有種T. luchuensis とする意見がある。
減少の要因: 園芸用の採集。もともと自生地と個体数が少ない。自然林の伐採。ヤギによる食害 (魚釣島)。
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風樹館: 琉球大学資料館
http://fujukan.lib.u-ryukyu.ac.jp/ja/rdb/details.php?id=PS-00445&lang=ja
レッドデータブック
イリオモテラン(ニュウメンラン)
ラン科
学名: Trichoglottis ionosma (Lindley) J. J. Smith
沖縄県版RDB: 絶滅危惧種
環境庁版RDB: 絶滅危惧IB類

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尖閣諸島の植物 (07)
センカクカンアオイ(絶滅危惧種)

新宿御苑のセンカクカンアオイ
写真:
http://www.shinjukugyoen.go.jp/main_event/zetsumetsu/zetsumetsu2005/zetsumetsuplant05.html
センカクカンアオイ Heterotropa senkakuinsularis ウマノスズクサ科
尖閣諸島の固有種。尖閣諸島では、昭和50年代に持ち込まれて野生化したヤギが大繁殖し、植生に大きな影響
を与えている。他にもセンカクオトギリ、センカクツツジ、センカクハマサジ(いずれも絶滅危惧TA類)などの固有の植
物が食害により絶滅の危機にさらされている。
分布地:沖縄(尖閣諸島)
新宿御苑で栽培している植物の中に、環境省のレッドデータブックに掲載されている、
絶滅のおそれのある日本の野生植物が掲載されているがその中にあったもの。
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「沖縄県版レッドデータブック」より
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00048.html
分類 ウマノスズクサ科
学名 Asarum senkakuinsulare Hatusima
他にHeterotropa senkakuinsularisヘテロトローパ センカクインスラリスとなっているものもある
特性 形態の特徴: 常緑の多年草。葉身は卵心形、長さ10〜17cm内外。
暗緑色で両面ともに毛がなく表面に光沢がある。雄しべは12個、雌しべは6個。
県内の分布: 魚釣島
生育環境: 山地の林床に生える。
生息状況: 極めて狭い範囲に産し、個体数は極めて少ない。
ヤギが繁殖し林床が撹乱され減少が心配される。現状は不明。
学術的価値: 魚釣島の固有種である。
減少の要因: 園芸用の採集。もともと自生地が限られる。ヤギによる食害。
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これも尖閣諸島とは別なところの写真です

http://www.geocities.jp/utina9872/050416sumireten/senkakukanaoi2.jpg

http://www.kiichimaja.com/sanyasounosaito/sanyasounosaito.htm より
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(08) センカクツツジ(絶滅危惧種)
東大付属植物園のセンカクツツジ

尖閣躑躅・センカクツツジ
ツツジ科ツツジ属
尖閣諸島に分布
長さんの花と野草の世界 05年花の旅へ
東大付属植物園の2
http://www60.tok2.com/home/haseko/05hanatabi/050414koisikawa/050414koisikawano2.htmによる
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http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00154.html
「沖縄県版レッドデータブック」より
センカクツツジ(絶滅危惧種) code a-00154
和名 センカクツツジ
分類 ツツジ科
学名 Rhododendron simsii Planchon var. tawadae (Ohwi) Hatusima
方言名
カテゴリー 絶滅危惧種
特性 形態の特徴: 高さ1mに達する常緑低木。若枝は扁平な剛毛が密生する。葉は倒卵
形で、長さ2〜2.8cm、幅0.9〜1.5cm、両面に長い毛がある。花は枝先に2個つき、3〜4
月に咲き、淡紫紅色で上側内面に濃色の斑点があり、径2〜3cm、5中裂する。
県内の分布: 魚釣島
生育環境: 山頂付近の岩地に生える。
生息状況: 1991年に少数個体の生育が確認されているが、急増しているヤギにより食害
をうけている可能性が高い。
学術的価値: 魚釣島の固有変種である。
減少の要因: もともと自生地と個体数が少ない。ヤギによる食害。
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「尖閣諸島の植物 :沖縄の自然」 より
http://kiichimaja.ti-da.net/e830898.html

「尖閣諸島の植物 :沖縄の自然」 より
http://kiichimaja.ti-da.net/e830898.html
多和田先生宅で咲いたセンカクツツジを見た故喜舎場朝敬氏が三本の枝を戴き増
やしました。
私は友人であった喜舎場さんから苗を別けてもらいましたが、このツツジのおしべの
数は五本あり皐月(サツキ)ではないかと調べましたところ、石垣産のセンカクツツ
ジが十本のおしべでしたのでセンカクサツキではおかしいと気づきました。
ウスインガマ(御朱印 蒲?)と言うフリルのあるケラマツツジ赤系統もあります。
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(09) センカクハマサジ
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00159.html
「沖縄県版レッドデータブック」より
センカクハマサジ イソマツ科 Limonium senkakuense Yamazaki 絶滅危惧種
センカクハマサジ(絶滅危惧種) code a-00159
和名 センカクハマサジ
分類 イソマツ科
学名 Limonium senkakuense Yamazaki
カテゴリー 絶滅危惧種
特性 形態の特徴: 多年草。根生葉はさじ形で、質厚く革質、長さ4〜8cm、
幅1〜2cm、先は円形、縁は全縁。根生葉の間から伸びた花茎は30〜40cmになり、
上部はよく枝分かれして小穂を多数つける。
小穂には2個の苞があり、1個の花を包む。萼は筒状、わずかに5裂する。
県内の分布: 魚釣島
生育環境: 海岸の岩上に生える。
生息状況: 自生地は狭い範囲の1ヶ所に限られる。急増しているヤギによる食害で絶滅する恐れがある。
学術的価値: 魚釣島の固有種である。
減少の要因: ヤギによる食害。もともと自生地が限られている。
文献: Yamazaki, T., 1991. A new species of Limonium from Ryukyu. J. Jap. Bot. 66: 131-133.
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(10) センカクトロロアオイ
「沖縄県版レッドデータブック」より
センカクトロロアオイ(絶滅危惧種)
和名 センカクトロロアオイ
分類 アオイ科
学名 Abelmoschus moschatus (L.) Medicus var. betulifolius (Mast.) Hochr.
カテゴリー 絶滅危惧種
特性 形態の特徴: 高さ1.5mになる直立する一年草。
葉は互生して長柄があり卵状円形〜卵形、長さは6〜15cm、
様々な程度に3〜5 (〜多) 裂する。花は大形で直径10cmくらい、
花弁は5個、黄色で基部内面は紫色。果実は長楕円状卵形、長さ5〜7cm、剛毛が密生する。
県内の分布: 魚釣島
生育環境: 海岸の低木林内に生える。
生息状況: 自生地は1ヶ所のみで、もともと個体数は少ない上、
魚釣島では野生化したヤギが多く、食害が進んでいるものと思われる。
学術的価値: 分布域の北限である。
減少の要因: ヤギによる食害。もともと個体数が少ない。
備考: リュウキュウトロロアオイの変種で、葉や茎に毛が少なく、果実に剛毛が多く、中央が太くふくらんでいる点で
基本種と区別される。基本種は台湾、インドシナ、インド、マレーシア、太平洋諸島に広く分布する。
文献: 新納義馬・新城和治, 1980. 植物調査. 尖閣諸島調査報告書, pp.155-244. 沖縄開発庁.
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イソマツ イソマツ科 Last modified: Jan 25, 2004

学名:Limonium wrightii
茨城県「筑波実験植物園」温室にて Dec 06, 2003
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センカクコギセル
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/o-01376.html
センカクコギセル(希少種) code o-01376
和名 センカクコギセル
分類 柄眼目 キセルガイ科
学名 Euphaedusa senkakuensis Kuroda, 1960
方言名 なし
カテゴリー 希少種
環境庁版
カテゴリー 該当なし
特性 殻高14mm、殻径4mm内外。殻表は黄褐色から暗褐色で顕著な成長脈が斜走する。縫合は深い。模式産地
は尖閣列島、南小島。魚釣島にも分布する。林床の落葉下。固有種。
原記載: 黒田徳米, 1960. 沖縄群島産貝類目録, p.78. 琉球大学教務部普及課.
参考文献: Chinen M., 1977. Land Shells of Okinawa-jima and Adjacent Islands. Eco. Stud. Nat.
Cons. Ryukyu Isl., III:148. pl. 6. f.4.
知念盛俊, 1979. 尖閣列島の陸産貝類. 沖縄生物学会誌, 17:21. pl.1. f.3 ;pl.2. f.1-3. 沖縄生物学会, 那
覇.
湊 宏, 1994. 日本産キセルガイ科貝類の分類と分布に関する研究, p.176. pl.19. f.2 ;pl.69. f.6-8, 日本貝類
学会, 東京.
尖閣諸島の生態環境が壊され
尖閣諸島独自の生物などが絶滅の恐れあり
−至急調査と保護の対応を−

(14) ヤギに食い荒らされ地肌を見せる地域(魚釣島)
赤土の流出状況

(15) 出典元不明
《閑話休題》

上にも掲載した九州大学・長崎大学合同調査隊報告書(撮影・昭和45年12月)によ
るクバの幹の写真であるが、原題は「クバの幹に彫られた台湾人らしい名前」とある。
台湾人とは中国人を指すのだろうか。それとも台湾の原住民のことだろうか。そして、
それは戦前の日本人としてのものだろうか。それとも戦後の台湾人・中国人としての
ものなのだろうか。
彼らが自ら尖閣諸島に上陸できるようになるのは、日本が日清戦争に勝利して下関
講和条約で、正式に台湾を領有し、台湾に移住した日本人がエンジン付きの漁船で漁
業をするようになってからのことである
中国人は日本が台湾を強奪したかの如く言うが、それは事実とは異なる。嘘である。
下関講和条約は日清間の公式な条約であって、国際法上何の問題もなく、日本が強
奪したものでも何でもない。それを中国人が強奪したかの様に言うのは、それは私達
日本人を世界の人々の前で卑しめる行為であって、世界から見れば自らの行為を忘れ
た、恥ずべき言動である。
当時の日本の行為を侵略行為だと非難するならば、中国のチベット領有はそれから
半世紀経過した後の行為であり、もっと深刻に反省すべき行為である。しかも、彼らは
チベット人との間に決定的な武力と国力の差があった。日本と清国の国力軍事力は、
五分と五分かそれ以下であったのであり、日本の過去の行為の全てを侵略主義とか
帝国主義とか非難する行為は、後世の人間のイデオロギーの為にする恥ずべき行為
である。その中国の非難が正当である為には、中国は直ちにチベットを彼らに返さなく
てはならない。彼らがチベットをチベット人に返さないのは何故か。朝貢し、臣下の礼を
とっていたからというのが理由ならば、時代錯誤も甚だしい。また、彼らはその植民地
解放の為に戦っていたのではなかったのか。それでは、日本の過去の歴史を帝国主
義の憎むべき歴史であったと責める資格もなかろう。
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