尖閣諸島の生き物たち =植物編(サ行)=
に根付き、四輪の花を咲かせている。 を5年前に、樹齢80年のホルトの木に移植した。昨年に移植後初めて咲き、今年は四輪の花が垂 れ下がり気高く咲いている。 いることからサクラランと呼ばれている。一般的にホヤとも言う。
ン900「ちゅらわし」から見ているので群生を見たのか海上保安本部の職員の説明なのか分からない)
ン900「ちゅらわし」から見ているので群生を見たのか海上保安本部の職員の説明なのか分からない)
プ シバ属 いい日本のシバとはちがうものです。 にはがせます。 す。 崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告、1970年)73頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、 初島住彦鑑定)による。
琉球列島の沢沿いに生育する小型のシダ。本州などにいるシノブとは全く別のかわいさがあると思
います。
キクシノブよりも葉の切れ込みが若干深く、とくに最下羽片の下向き第一小羽片ではシマキクシノ
ブは深裂します。
湾等に分布し、国内では本州宮城県以西から沖縄に至る海岸沿いに自生するする在来種です。名の 由来は、枝が車軸状に出る事と、花が梅に似ている事から。英名は Yeddo hawthorn。バラ科 (Rosaceae)は、南極を除く、ほぼ全ての大陸に約107属3100種が分布します。シャリンバイ属は、ア ジアに9種類が分布します。 (立車輪梅)は、同種の変異内としてまとめます。一般的には、葉の形態で判別し、マルバシャリ ンバイは、楕円形で僅かに鋸歯があり、タチシャリンバイは、細長く縁全体に鋸歯があるとされて います。 〜5cmで、浅い単鋸歯があるか全縁です。葉柄の長さは、5〜10mm。枝先に円錐花序を出します。白 色の花弁が5枚あり花径は10〜15mm。雄しべは20本で赤紫色。果実は球形の液果で、上向きに付 き、熟すと黒紫色になります。白い粉を被るので葡萄の実のようにも見えます。種子が2個入って います。公園や、街路樹として植栽されている他、生け垣、道路の分離帯等にも多く見られます。
い鋸歯があり、革質で光沢がある。主脈は葉裏に突き出る。頂小葉は側小葉より大きい。 べは5個。雌しべの先は浅く3裂する。萼片は5裂し花弁より短く緑白色。 すぐに切れて子供が泣いたことからついた名前だと言う。子供が貴重な家庭の働き手だったころの 話。
上を這い回っている姿をよく見かける。それは大抵の場合,シラタマカズラだ。 かが蔓草の絵を描いたように見えて,何とも微笑ましい。もっとも,大抵の図鑑では,成長して茎 が基物から立ち上がり,真っ白な球形の果実をつけた姿が掲載されている。そのため,八重山を訪 れた当初は同定にかなり苦労した記憶がある。 ように子供への折檻に使ったからという訳ではなく,子供が薪などを束ねて運ぶときに本種の蔓を 用いると簡単に切れてしまって泣いたということに由来する。子供がまだ重要な労働力だった時代 の雰囲気を感じさせる。 BA%A5%E9 ガジュマルという名前。ベンジャミンという名で園芸店に並んだりしているが、それは英名の benjamin treeからきている。 見かけるが、沖縄では地植えができ高さ10mにまでなる。好適環境である陽光地にあると成長も 速く、枝もよく出て、傘状の樹形となる。若い枝は細く、下垂するためシダレガジュマルとの別名 もある。成木は萌芽力が弱いので強剪定は避ける。
いちおうマルバホングウシダの変種であるらしいけど、図鑑を見ると、裂片がとくに扇形であるわ
けでもない。
よくわかりませんな〜。エダウチホングウシダとよく似ていて、区別点がよくわからない。
栄養葉が単羽状なのが一番のポイントだけど、それだけでは上手くいかないときもある。
羽片の分裂様式にもかなり変異があって、困る。
田川基二著の原色図鑑(1959)のシンエダウチホングウシダは、羽片基部以外は単羽状の細長い葉身
でマルバホングウシダにそっくり。
岩槻邦男編の「日本の野生植物シダ編」の記述によると、「胞子葉頂部の単羽状の部分は短い」と
なっていて、上の写真もそれに近い。
でもエダウチホングウシダとも思えるような個体もよく見るし・・・。とくに栄養葉が微妙に2回
羽状のやつとか。
誰かやさしい人がこのページを見ていたら、この何もわかっていない可哀想な管理人にどこが区別
点なのか教えてあげてください。
ました。
掲載されているのは全て販売のサイトでした。私もセンカクガジュマルは尖閣諸島に自生するガジ ュマルとは異なる園芸品種と判断します。 きたいと思います。
季刊「沖縄世論」2008春季号、インタビュー「尖閣諸島の魅力」でガジュマル(コマルバガジュマ
ル)と書かれており、更に尖閣諸島文献資料編纂会 新納先生インタビュー 尖閣諸島の魅力 (http://pinacles.zouri.jp/bunken/niiro1.htm)ではね「黄尾嶼に行ったらですね、もう度肝を 抜かれますよ。あそこは溶岩島でして、樹木が溶岩の上をこう、クモの巣の様に這い蹲って張って ます。葉っぱはチョロッと出しているだけで、そんなのがもう海崖の端まで。草花はンジャナバな んかの大きいのが溶岩の間に糞が溜まって、幹を大きく太らせて葉っぱだけが出ているような恰好 で生えている。他方ガジュマル(コマルバガジュマル)は海の方に向かって真っ赤な枝を伸ばし ている、そういった植生が段々山の方にあがって行くにつれ、ビロウになる。北面はずっとそんな 調子です、いわゆる風衝植生が良く分かるんですね。とにかくびっくりします。」と述べられてい ます。
これらを読むと、このこのコマルバガジュマルがセンカクガジュマルと呼ばれているもののことで
はないかという可能性があります。
持ち込まれた山羊が繁殖しこの植物などを荒らしているとの事・・・・・・ 続いている。日本と中国双方にそれなりの言い分があるようだが,そう簡単に解決がつく問題だと は思われない。というわけで,尖閣諸島の野生植物を現地で観察するのはほぼ無理で,植物園など で観るしかない状況にある。 ズクサ科カンアオイ属に属し,尖閣諸島に分布する多年草ということだ。 html(閉鎖中) に大きな影響を与えている。他にもセンカクオトギリ、センカクツツジ、センカクハマサジ(いず れも絶滅危惧TA類)などの固有の植物が食害により絶滅の危機にさらされている。
真が紹介されているものはなく、キヌラン(ホソバラン)の名がついているのでそれに近い花を想 像していた。しかし、キヌランとは全く似つかない花で、草丈は30〜50cmあった。 緑色、唇弁はY字で白色」の記述がある。 たにもかかわらず半開しているものはなかった。ひょっとしたらこの花は本種ではないのかもしれ ない。
原宅 センカクツツジがうるま市在住の元県議・上原政英さん(72)宅で可憐(かれん)な花を咲かせ ている。過去6回、同島で植物調査を行った琉球大学名誉教授の新納義馬(にいのうよしま)さん (84)が10日、上原さん宅を訪れ、数十年ぶりに希少種と“対面”、「これほど多く見たのは 初めて。うれしい」と興奮気味に話した。 かけて、比較的小ぶりの淡い紫紅色の花を咲かせる。 態を重視した石垣市議会は3月に「尖閣諸島のヤギの捕獲を求める要請決議」を可決。4月10日 には鴨下一郎環境相らを訪ね、現地の実態調査とヤギ捕獲を求めている。 年、同調査に参加した知人から譲り受けた。 問した。 され危機的状況にある」と説明し、「上原さんが真心込めて栽培しているので個体数が増えてい る。これからも大切に育てほしい」と感謝の気持ちを伝えた。 物なので個体を絶やしてはいけないと責任を持って栽培してきた。もっと数を増やし公的機関にも 株分けしたい」と話していた。
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