尖閣諸島の生き物たち =植物編(マ行)=
尖閣諸島の陸で暮らす生き物たち


尖閣諸島の生き物たち =植物編(マ行)=



尖閣諸島の植物 − マ行 目次−

−ま−
−む−
01 マキ 01 ムサシアブミ
02 マサキ 02 ムニンキケマン(調査中)
03 マツバラン 03 ムラサキイソマツ
04 マメヅタカズラ
05 マルバコケシダ
06 マルバグミ
−め−
07 マルハダカホウズキ(調査中) 01 メジロホウズキ(調査中)
08 マルバホングウシダ(調査中) 02 メヒシバ(調査中)
09 マルバルリミノキ(調査中)
−も−
01 モクタチバナ
02 モクビャッコウ
−み−
03 モチノキ
01 ミズガンピ 04 モッコク
02 ミズスギ 05 モンパノキ
03 ミツデウラボシ(調査中)
04 ミドリカタヒバ(調査中)
05 ミヤケツノゴケ(ナメリツノゴケ調査中)
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尖閣の植物 
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マキ
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分布:魚釣島山頂近く


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

秋月城跡のイヌマキ
 http://www.asahi-net.or.jp/~mr5t-tr/akizuki3.htm

出典:東支那海の谷間−尖閣列島
場所:魚釣島奈良原岳に向かうビロウの林の中
「ブッシュナイフで道を切り開きビロウの林を抜けタブの林を抜け、マキの林をくぐると山頂近 くの絶壁に着いた。山頂近くのマキの木には着生ランがいたるところにあり、岩の亀裂にはリュ ウキュウセッコクがズラリと見事に並んで生えている」「東支那海の谷間−尖閣列島」5ページ

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www1.ocn.ne.jp/~taketomi/gyosei/index.html
イヌマキ (沖縄名:キャーギ) 
キャーギの名で広く知られ、その材質もよく建築材、家具材として活用されている。常緑の針葉樹
で樹勢強健 喬木であり土質を選ぶことなく生え、植栽可能である。風潮害に強く、その逞しい成
長力は将来の竹富町を象徴するにふさわしい

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/inumaki.html
イヌマキ(犬槇)  マキ科  Last modified: Aug 07, 2004
  学名:Podocarpus macrophyllus
 別名:クサマキ,マキ
 花期:晩春〜初夏

 雌雄異株で,果実は赤紫色の花托の上に緑色の果実がつき色のコントラストと形が面白い。花托
は甘いそうで,食べられるのかな?写真の実はまだ若い。
 ラカンマキ(羅漢槇)は,イヌマキの変種です。

 茨城県「筑波実験植物園」にて Jul 24, 2004 







尖閣の植物 
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マサキ
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分布:魚釣島


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/celastraceae
/masaki/masaki.マサキ Euonymus japonicus Thunb. (ニシキギ科 ニシキギ属)
 マサキは亜熱帯から暖帯にかけての沿岸部に生育する常緑低木。海岸の岩場(1枚目の写真)や
二次林中にも生育する。乾燥にも強く、刈り込みにも耐えるので、生け垣として利用されている
(2枚目の写真)。葉は対生し、茎は緑色である。


典拠: 「無人島探訪記(7)西岸踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記4
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki3.htm
記事: 沿岸植物を求めて今度は西海岸を南進する。これ又砂地が殆んどなく北岸と同様に第三 紀砂岩が汀線に傾斜露出して居りあるいは所々に珊瑚礁が舞台状に縁着している。
 従つて砂地植物は殆んどなく岩上にイヌマキ、マサキ、ガジマル等が生えて居りその生態分布 の状況は沿岸と大した差はない。鳥類ではリユウキユウアカシヨウビン、シロサギが目につく、 第三紀砂岩の断崖絶壁に遭遇して路頭に迷う。



(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.botanic.jp/plants-ma/masaki.htm
わが国の北海道南部から本州、四国・九州、それに朝鮮半島や中
国に分布しています。海岸近くの林内や林縁に生え、高さは2〜6メ
ートルになります。葉は楕円形で、ふつう対生します。6月から7月ご
ろ、葉腋から集散花序をだし、黄緑色から緑白色の花を咲かせま
す。秋には小さな果実をつけ、熟すと裂けて赤橙色の種子をのぞか
せます。塩害にも強いため、庭木として広く利用されています。
ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木で、学名は Euonymus japonicus。
英名は Japanese spindle tree。




尖閣の植物 
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マツバラン
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分布:魚釣島


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://homepage3.nifty.com/o-kita/saibai/sida1/sida1.html
 マツバランは、根も葉もなく根茎と地上茎で植物体を作っています。江戸時代には盛んに栽培さ
れたそうです。都内の温室では、比較的良く見かけますが、伊豆諸島は、別として東京都内の屋外
で観察出来るのは、非常に珍しいので観察を続けました。生育している所は、こどもの国(東京都
町田市内)の屋外で、コンクリートの上に落ち葉が積もり、腐葉土化した所です。

典拠: 「無人島探訪記(9)密林踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記5
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki4.htm
記事: 山林中の崖又は谷間にはサクララン、マツバラン、オオタニワタリ、リユウキユウセキ コク?、リユウビンタイ、ノキシノブ、オニヤブソテツ、オオアマクサシダ、ヘゴの一種、ミズ スギ等が目につく。時たまツマベニチヨウ、アサギマダラが谷間を飛んで行く。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

沖縄植物図鑑 マツバラン
http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/matsubaranka/matsubaran.htm
種子植物ではなくて暖地性のシダの仲間。湿り気のある亜熱帯のジャングルの中で見つかる。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

島の生きもの【マツバラン】
http://www.hachijo-vc.com/creature/archives/2006/11/post_23.php
【科】 マツバラン科 
【属】 マツバラン属 

【和名】 マツバラン 
【学名】 Psilotum nudum (L.) P.Beauv. 

【一言】 一見シダには見えないシダ植物。苔むした岩上や樹幹などに着生します。
古くから栽培され色々な品種があります。
【環境省レッドデータブック絶滅危惧U類】


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

コシダとウラジロ&マツバラン
http://www.culture.fks.ed.jp/b_fk/shokubutsu/syokubutu_setsumeibun/hokugen/setumei_p001.
htm
マツバラン (平成7年6月号掲載)   
 今から約35億年前に地球上に出現した生物は、その後約30億年間、海中で進化を進めてきた。当
時の陸上は紫外線が降り注ぎ、生物が生活できる環境ではなかったためである。 

 ところが5億年前くらいになると、海藻類がつくる酸素が元になりオゾン層が出来て、地上も生
物が生活できる環境となってきた。海の中の海藻たちは、陸上に上陸する機会をうかがっていた。
そして4億数千万年前のシルル紀に、地球のどこかで、何かが初めて陸上に上陸してきたのであ
る。 

 最初に上陸した植物は、ある人はコケ植物であったろうと言い、またある人はシダの仲間だった
ろうと考えている。判断する化石資料が乏しいので、どちらが正しいか断定できない。今のところ
陸上植物の最も古い化石は古生マツバランで、これはシダの仲間である。これより古いコケ植物の
化石はまだ発見されていない。 

 この化石上の事実と辻褄を合わせるため、始め古生マツバランが上陸し、コケ植物はそれが退行
的に進化して生じたとする退行進化説が提案されている。この古生マツバランが進化の袋小路に入
り、そのまま現在まで生き残っているのが、現世のマツバランである。植物のシーラカンス的な存
在である。 

 マツバランは暖かい地方の樹幹や岩の上、または地上に生育している。福島県では、約35年前に
矢祭山からの記録があるだけで、その後誰も再確認した人がいなかった。それが最近いわき市の海
岸の地上と、市内の樹幹上から再発見された。植物地理学上貴重な発見である。 

 写真のように茎と葉の区別がはっきりせず、地上部は数回叉状に分岐する。南方では茎長30cmに
もなるが、北限に近い福島県では20cm程度と小さくなっている。現在の北限は宮城県の南部であ
る。産地が激減しており、環境庁では絶滅の恐れのある危急種に指定している。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

古生マツバランの写真と解説
http://www.warabeneko.com/photo/fossilp/p2psilop.htm
学名 Psilophyton princeps
分類 リニア門 トリメロフィトン綱
年代 デボン紀前期
産地 ドイツ

古生マツバラン(プシロフィトン)は極めて原始的な木生植物で、陸生としては最古の高等植物と
考えられています。「プシロフィトン」とは「葉のない植物」を意味し、このプシロフィトン・プ
リンセプスにも葉や根はありません。単純な構造にみえる植物ではありますが、気孔を持つことか
ら陸上での生育に適していたことがわかります。なお、古生マツバラン類は現在も生き続けている
マツバラン類(小葉植物門)とは全くかけ離れた植物で、マツバランとの関係も、さしずめ「根も
葉もない」と言ったところでしょうか。


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【尖閣諸島の自然」管理人】
古生マツバランと現在のマツバランがどういう関係なのか。それとも無関係なのかは
門外漢である小生には推察できませんが、プシロフィトンを古生マツバランと名付けた
方はそこにに形なり何なりの共通点を見出したのでしょう。素人としてはマツバランを
見て、古代に古生マツバランというものがあったことを想い、遙かな昔に
思いを募らせるばかりです。






尖閣の植物 
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マメヅタカズラ
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分布:尖閣諸島(魚釣島)


出典:不明


典拠1: 改訂・沖縄県版レッドデータブック
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/11149/06-shokubutu.pdf


和名: マメヅタカズラ
分類: ガガイモ科
学名: Dischidia formosana Maxim.
カテゴリー: 絶滅危惧A類(CR) 環境省カテゴリー: 絶滅危惧A類(CR)
形態の特徴: 樹上に着生する繊細な匍匐性の着生多年草。全株無毛、茎は細く、直径1mm内外、 節から出る着生根で樹幹にはりつく。葉は互生し多肉質で粉白色を帯び、広卵形〜円形で先端は くぼみ、長さ1cmくらい。葉腋に出した花序に4〜5花をつける。花は乳白色で長さ約4mm、花 冠は壺形では5裂、裂片の内面に密毛がある。
分布域(県外): 台湾。
県内の分布: 魚釣島。
生育環境: 山頂付近の森林の樹上や岩上にへばりつくように着生する。
生育状況: ごく狭い範囲に数個体があるだけである。
学術的価値: 分布域の北限であり、国内で唯一の産地である。
減少の要因: もともと自生地と個体数が少ない。野生化ヤギの食害による森林の荒廃。
保全対策: 野生化ヤギの駆除が急務である。
文献: Hatusima, S., 1974. New or noteworthy plants from the Ryukyus. Ecol. Stud. Nat. Cons. Ryukyu Isls., Univ.of the Ryukyus, Naha, 1 : 37―45.
初島住彦,1991.魚釣島の植物地理.鹿児島の植物(鹿児島植物同好会会誌),(11): 62―66.
執筆者名: 立石庸一・山城考


典拠2: 「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告、 1970年)68頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初島住彦鑑定)。マメズタ、(ウラ ボシ科)(魚釣島)



「尖閣諸島」と掲載してあります。ただ、分布が「尖閣諸島」なのか、
「尖閣諸島」で撮影したものかは解りません。

出典:沖縄の植物・蔓性・匍匐 蔦など写真図鑑
http://www.kiichimaja.com/plantturu/plantturu.htm





尖閣の植物 
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マルバグミ
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分布:魚釣島

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

新島自然図鑑: マルバグミ・実
http://niijima.jp/nature/archives/2005/04/post_71.html

典拠:「尖閣列島採集記(14)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada12.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 
B、照葉樹林植物
ろイ、シヤリンバイ、リユウキユウアカテツ群叢
 シヤリンバイ、わい生のリユウキユウアカテツ、わい生のシロガジマル、リユウキユウガキを 主体とし、オウハマボウ、トゲマサキ、マルバグミ、オワバギ、ネズミモチ、ハマヒサカキ、ギ イマ、ハチジヨウススキ、ノボタン、サクララン、ホソバワダン等が生じている、林木としては 殆んど価値なきものである。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

マルバグミ(丸葉茱萸)
http://tyosan.web.infoseek.co.jp/marubagumi.htm
 秋田県以南〜沖縄県まで分布。海岸付近に生える、つる性の常緑低木。若枝は稜があり鱗片を密生
棘は無い。葉は互生し長さ5〜10cmで他のグミ類に比べ大型。革質で光沢があり裏面は銀白色
の鱗片
を密生する。花は葉腋に束生。果実は春に熟し食べられる。

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

身近な自然と季節 写真集 マルバグミ
http://nature3.fc2web.com/html2008/20080504marubagumi.htm
種名: マルバグミ 
科名: グミ科 
属名: グミ属 
学名: Elaeagnus macrophylla 
花期: 秋 
特徴: 本州関東以西、九州、沖縄に分布する常緑低木。秋に花を咲かせ春に実が熟す。別名オオバ
グミ。






尖閣の植物 
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マルバコケシダ
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分布:尖閣諸島(魚釣島)


典拠:改訂・沖縄県版レッドデータブック
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/11149/06-shokubutu.pdf


和名: マルバコケシダ
分類: コケシノブ科
学名: Trichomanes bimarginatum v.d.Bosch
カテゴリー: 絶滅危惧A類(CR) 環境省カテゴリー: 絶滅危惧A類(CR)
形態の特徴: 常緑のごく小形の多年草。根茎は細く長く這う。葉は長さ1.5〜2cm、単葉、楕 円形、多数の偽脈があり、葉縁に辺縁細胞はない。胞子嚢群は葉の先端に数個つき、包膜はコッ プ状。
分布域(県外): 台湾、東南アジア、インド、ミクロネシア、ポリネシア。
県内の分布: 魚釣島。
生育環境: 高地の陰湿な岩上に生える。
生育状況: 極めて狭い範囲に産し、個体数は少ない。
減少の要因: もともと自生地と個体数が限られている。野生化ヤギの食害による森林環境の悪 化。
保全対策: 野生化ヤギの駆除が急務である。
文献: 島袋敬一,1984.琉球列島シダ植物分布図集.琉球大学理学部紀要,39:101― 169.
横田昌嗣・島袋憲一,1992.






尖閣諸島の植物 
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マルハダカホウズキ
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分布:魚釣島

マルハダカホウズキ(ナス科)(魚釣島)、「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大学
合同尖閣列島学術調査隊報告、1970年)74頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初島住
彦鑑定)による。




尖閣諸島の植物 
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マルバルリミノキ
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分布:魚釣島



マルバルリミノキ(アカネ科)(魚釣島)、「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大
学合同尖閣列島学術調査隊報告、1970年)75頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初
島住彦鑑定)による







尖閣の植物 
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ミカン
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分布:尖閣諸島(魚釣島)


典拠:領土編入と古賀辰四郎、領有後の尖閣諸島における漁業(上)
   http://npil.canpan.info/report_download.html?report_id=11376

 ・樟苗等の植林
A松、杉、柑橘類:松、杉に関しては記されている資料が不明である。家屋乃至は漁船の建築材
として植樹を試みたと思われる。柑橘類は「尖閣群島を探る:正木任著(1939)」によると、久場
島中央部の旧噴火口跡に蜜柑、文旦、バナナ等が生えている、と記されている

































尖閣諸島の植物 
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ミズガンピ
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分布:魚釣島

(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.vill.chinen.okinawa.jp/kankou/08/kudaka2/syokubu15.html
方言名 ハマシタン(沖縄広域)
 海岸の隆起石灰岩などの上に群生します。久高島のイシキ浜の北側にはミズガンピの
状態のよい大きな群落があります。
 直径1cmくらいの白い花弁の花を咲かせます。


典拠1: 「尖閣列島採集記(9)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada7.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事:  東海岸は珊瑚礁も発達してあるいは波打際から畳を敷いたようなのがあるし、あるい は累々とトリデの如く巨岩が積重なつて人の行手をさえぎるようなのもある。
 前者にはミズガンピやシロバナノミヤコグサが生じ、その割目には幾万とも知れぬテツポウユ リが群落を作り今を盛りに咲いていた。

典拠2: 「尖閣列島採集記(14)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada12.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: A、海岸植物 ロ、ミズガンビ群叢(イソフサギ群叢の上位)
 立地は隆起珊瑚礁のみから成る平地で風の強い日は直接波で洗われる。ミズガンビを主体とし 岩の割目にテツポウユリ、ナカハノコソウ、シロバナノミヤコグサ、ハマアズキ、ハマナタマメ 等がある。


(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://hateruma-kaiun.web.infoseek.co.jp/hamasitan.html
波照間島ペ浜のハマシタン群落は、1972年、竹富町の天然記念物に指定。
また、与那国島ナタ浜(比川)の西側からカタブル浜にかけての群落は、
自然環境保全区域に指定されています。
花は1cmほど。日本ではせいぜい1mですが、熱帯地域では10mの高木になるそうです。


(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

波照間島の天然記念物「ハマシタン群落
波照間島、浜シタンとはミズガンピのことで、ここにあるのは樹齢何百年という代物、
松のように根をはった巨大な樹木がこんな厳しい環境で育ったのです。
http://kyujitu.hp.infoseek.co.jp/2002/1118/HATERUMA.HTM








尖閣の植物 
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ミズスギ
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分布:魚釣島

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/pteridophyta/lycopodiaceae/mizusugi/mizusugi.htm


典拠1:「尖閣列島採集記(11)」多和田真淳   
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada9.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 四月十七日晴天、松本君と二人して先ず昨日の新噴火口と覚しき所から和平山の頂上を 遠望し、しや二無二一直線に進む事に相談が纏まり、その通り実行した。
 登り口は縦に帯状の湿地帯であり、そこにヒメガマ、ミズスギ、オキナワチドリ、ナメリツノ ゴケ等のこの島では今まで見た事のない植物を採集しながら進んだ。

典拠2: 「無人島探訪記(9)密林踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記5
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki4.htm
記事: 山林中の崖又は谷間にはサクララン、マツバラン、オオタニワタリ、リユウキユウセキ コク?、リユウビンタイ、ノキシノブ、オニヤブソテツ、オオアマクサシダ、ヘゴの一種、ミズ スギ等が目につく。時たまツマベニチヨウ、アサギマダラが谷間を飛んで行く。



(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

もみの木チックなシダ植物:石垣島 終わらない夏
http://bewonder.ti-da.net/e1872048.html
 実はこれ植物のなかでも、“シダ植物”の仲間です。
 背丈は低く、高いものでも50cmくらいでしょうか、湿り気がありつつ日当たりの良い場所を
好み、特に石垣島だと林道の脇の斜面などに、極普通に生えています。

 但し、普通に生えているといってもこのシダ植物、ちょいと愉快なのです!
 それは・・・触ってみれば解ります!?^^
 フワッとした柔らかさの中に弾力性もあり、とても心和む癒し系の手触りなのです



尖閣の植物 
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ミツデウラボシ
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分布:南小島


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

四季の山野草(ミツデウラボシ)
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2608.htm

典拠:尖閣諸島のシダ植物分布
http://hpcgi2.nifty.com/fern/area.pl?areaname=59
[ウラボシ科]  ・ミツデウラボシ




http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/pteridophyta/polypodiaceae/mitsudeurabosi/
mitsudeurabosi.htm
ミツデウラボシ Crypsinus hastatus (ウラボシ科 ミツデウラボシ属)
 ミツデウラボシは常緑のシダ植物。ウラボシ科のシダは葉の裏面に大きくて明瞭な胞子嚢を持
つ。これが裏星であり、葉が3つに分かれるので、ミツデウラボシとなる。名前がよく関連してい
る植物の1つで、憶えやすい。
 生育地は岩盤の露出した急傾斜の崖、風化した土壌であっても、柔らかな土砂が貯まらないよう
な場所などであり、乾燥した場所であることが多い。かなり乾燥にも強いのであろう。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

桜島ミュージアムブログ: ミツデウラボシ
http://sakurajima-museum.seesaa.net/article/45794720.html




尖閣の植物 
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ミヤケツノゴケ ナメリツノゴケ
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分布:魚釣島

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

出典:キノコ・苔・本・映画: コケ
http://bryologist.blog.eonet.jp/default/1_1/index.html
 ※ミヤケツノゴケの群落の様子。一緒に生えているのはミカヅキゼニゴケ

典拠:「尖閣列島採集記(11)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada9.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 四月十七日晴天、松本君と二人して先ず昨日の新噴火口と覚しき所から和平山の頂上を 遠望し、しや二無二一直線に進む事に相談が纏まり、その通り実行した。
 登り口は縦に帯状の湿地帯であり、そこにヒメガマ、ミズスギ、オキナワチドリ、 等のこの島では今まで見た事のない植物を採集しながら進んだ。
ナメリツノゴケはミヤケツノゴケのことです。
「平凡社・日本の野生植物」に以下の記事があるとのこと。
学名: Phaeoceros laevis (L.) Prosk.
和名:  ミヤケツノゴケ
学名ステイタス: 標準
掲載図鑑とページ番号: (平凡社・日本の野生植物)コケ: 319;
文献情報(原記載文献など): Bull. Torr. Bot. Cl. 78: 346 (1951); J.Haseg. in J. H. B. 
L. no. 69: 102 (1991), A. P. G. 44: 107 (1993). basion.: anthoceros laevis L., Sp. Pl. 
2: 1139 (1753).
別名: ナメリツノゴケ
出典: BG Plant 


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

 ※葉状体の拡大。穴の中の黄色い粒は造精器。本来は葉状体の中に埋もれて見えないが、熟すと表
皮が崩壊して顔を出す。 蘚類の造精器とは違って、球形をしている。








尖閣の植物 
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ムサシアブミ (武蔵鐙)
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分布:魚釣島


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.hana300.com/musasi.html

典拠1: 「無人島探訪記(3)北岸踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記2
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki1.htm
記事:  宿営地の東北方約三百米の地点にはムサシアブミの小群落があり、付近の岩影には人 間の白骨が重なつている。疎開途中に遭難した人々らしい。無人島で哀れな最期をとげられた 人々の為にしばらく黙とうを捧ぐ。

典拠2: 「無人島探訪記(9)密林踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記5
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki4.htm
記事: 奥地へ進むにつれタカサゴシヤリンバイ、クスノキ、イヌマキ、タブノキ、リユウキユ ウガキ、ガジマル、クサギ、ヤマグワ、クロツグ、アコウ、モチノキ、ツバキ、アカギ、オオバ ギ、フトモモ等の樹木は勿論、ハカマカズラ、ハマナタマメ、クワズイモ、ムサシアブミ、トウ ズルモドキ、フウトウカズラ等の生育が良く原生林相をそなえたところもある。殊にクロツグは 葉柄の長さ七米に達するものがある。

典拠3:高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」45頁、昭和55年



(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www2.tba.t-com.ne.jp/jumoku/
和名 : ムサシアブミ(武蔵鐙)
科名 : サトイモ科
学名 : Arisaema ringens
分布 : 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄

「ムサシアブミ(武蔵鐙)」は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草。一度目にすれば、誰もが
忘れられなくなる・・・そんな「特異な形状」をしています。此の「テンナンショウ属」の仲間には
「浦島草」や「蝮草(マムシグサ)」「耳形天南星」等が挙げられます。

何れも「仏炎苞」の中に「肉穂花序」を持つという独特な容姿をしています。見方を変えると「コ
ブラの頭!?」みたいで、少し恐いかもしれませんね。(^-^;)

此の「武蔵鐙」の名は、昔、武蔵の国で作られていた「鐙(あぶみ)」に似ている事に由来しま
す。「鐙」は、乗馬の際に足を掛けておく「馬具」の事。云われてみると、なるほど見たことある
な・・・と納得。(^‐^)

筆者が始めて本種を見たのは、小石川植物園での事。縦に白色の筋の入る此の美しい「仏炎苞」に
は、すっかり魅了されました。其の昔、北海道旭川市の山林で「高麗天南星」と出会った時と同じ
く、偉大なる「自然の造形美」に出逢うと、深い感銘を受けます。(^_^)

平成15年4月下旬  箱根湿生花園、鎌倉他 撮影:梅本浩史
newpage121.htm



(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.asahi-net.or.jp/~aj6h-ab/456.htm
456 ムサシアブミ

 大きな2枚の葉をつけた葉柄はまっすぐ伸び、大きな花も垂直に立って、曲がった所がない、ムサ
シアブミ(武蔵の国のあぶみ型をした花)。妖しいマムシグサの仲間とは思えない素直さです。

ムサシアブミは園芸家に人気の植物で、商売にしている業者が、産地にやってきて、ごっそり抜い
て持っていくそうです。需要は供給を喚起する。買う人がいるから採る人がいる。そんな園芸家を
見たら、こんな妖しいの育てていたら 祟りがあるぞ と脅しましょう。

(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.asahi-net.or.jp/~aj6h-ab/456.htm

ムサシアブミは山にもありますが、海辺が特に好きなようで、潮風が当たるような場所では、大き
な葉っぱの草ベストテン間違いなし!くらいよく育っています。
真夏の頃、雌株の花の跡に、秋になると、真っ赤になる実がついています。しかし、しみじみ眺め
て見ると、葉と実だけ。無駄がないシンプルな体つきをしているムサシアブミです。
 








尖閣諸島の植物 
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ムニンキケマン
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分布:魚釣島

ムニンキケマン(ケシ科)(魚釣島)、「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大学合同
尖閣列島学術調査隊報告、1970年)70頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初島住彦鑑
定)による。





尖閣の植物 
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ムラサキイソマツ
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分布:南小島

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

【植物図鑑・撮れたてドットコム】
http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result43310.htm
【漢字名】磯松 
【別名】ムラサキイソマツ,イソハナビ 
【花期】8〜12月 
【分布】本州(関東)・九州・沖縄 【草丈】足首〜すね
【環境】岩場・礫地,海岸


典拠:「尖閣列島採集記(4)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada2.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 手早く設営をすまし飯ごう炊さんをして午後から島の北半の採集に出かけた。
 この南小島はモンパノキ、シロガジマル、クサトベラ、アダン、ムラサキイソマツの他は木が 無い、草も全部海岸産のもので山のてつぺんまで海岸植物で占められている。

BG Plant検索結果内容表示
http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_detail_disp.php?pass=14418
学名: Limonium wrightii auct. non (Hance) Kuntze
和名:  イソマツ
掲載図鑑とページ番号: (平凡社・日本の野生植物)草本3: 26;(保育社・原色日本植物図鑑)草本
1: 223;(至文堂・日本植物誌)1198;
文献情報(原記載文献など): [Rev. Gen. Pl. 2: 395 (1891)]; Ohwi, Fl. Jap.: 928 
(1953).
別名: ムラサキイソマツ









尖閣の植物 
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メジロホウズキ
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分布:魚釣島中腹部


メジロホウズキ(ナス科)(魚釣島)、「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大学合同
尖閣列島学術調査隊報告、1970年)74頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初島住彦鑑
定)による。











尖閣の植物 
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モクタチバナ
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分布:魚釣島中腹部

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

小笠原 情報 父島 エコツアー エコツーリズムの島
http://ameblo.jp/bonin-blue-shima/entry-10110775029.html
モクタチバナの花が満開に咲いていました。小笠原には、モクタチバナの木は、沢山あります。図
鑑によると、湿潤な土壌の深い所を好んで生育するとあります。が、そうとも限らないようで、比
較的乾燥した山の尾根筋などでも、見かけます。このような場所のものは、低木であり花を付ける
と、木全体が真っ白になります。

典拠1: 自然環境の保全に関する指針・八重山編(沖縄県文化環境部環境政策課)
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/hozen_chiiki/shishin/yaeyama_ hozen_shishin/yaeyama_riku_shizen2.html#47
記事: 魚釣島中腹部のやや平坦な立地に、高木層にタブノキ、アマミアラカシ、ガジュマル 等、亜高木層にモクタチバナ、ヤブツバキ、シロダモ等、低木層にショウベンノキ、コミノクロ ツグ、モクタチバナ等が生育する林分が発達しており、これは小さな島で発達した原生林として 貴重なものである(「魚釣島の自然林」)。

典拠2: 「尖閣列島採集記(8)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada6.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 中腹のビロウ、タブ、モクタチバナ等はよく生長して熱帯林の特徴をよく現わし昼もな お暗い有様である。
 ビロウは丁度実が熟し、地面は青色の実で敷きつめられている、此処のビロウは今まで見たも のとは幾分異つている。
 即ち葉の柄も長ければ、花の枝も長く、実も長い、たしかに普通に我々が見るものとは別種と 思われる。
 モクタチバナも今まで見たものとは異つて実が非常に大きい、甘いので私はとつて食べた。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

沖縄植物図鑑 
http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/yabukoujika/mokutachibana.htm
モクタチバナ(ヤブコウジ科)

暖地の海岸性の植物、名前はタチバナでもミカン科ではない。
白い花,黒い実。この仲間は花や実が無いとまず同定不能。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

典拠:沖縄植物図鑑
http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/yabukoujika/mokutachibana.htm
モクタチバナ(ヤブコウジ科)
暖地の海岸性の植物、名前はタチバナでもミカン科ではない。
白い花,黒い実。この仲間は花や実が無いとまず同定不能。



尖閣の植物 
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モクビャッコウ
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(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.geocities.jp/michi_kba/kiro/mokubyattukou.html

典拠:高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」46頁、昭和55年
【記事】島の北岸近くには平らな岩礁が広い範囲に渡って展開している。岩の割れ目にはミ
ズガンピ、テッポウユリ、モクビャッコウなどが見られる。

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.geocities.jp/michi_kba/kiro/mokubyattukou.html
1.原産:「モクビャッコウ」は台湾、琉球列島や小笠原諸島等に分布する、海岸線の潮水のかか
る石灰岩の岩場(隆起サンゴ礁)に生える常緑の低木です。
糸満市喜屋武岬にある具志川城跡の断崖の岩場に生えていました。沖縄では個体数が減少している
ためなかなか見れなくなっています。


 
学名 Crossostephium artemisioides 
和名 モクビャッコウ 
科名 キク科 
属名 モクビャッコウ属 
性状 常緑小低木 用途 小〜中鉢
原産地 南西諸島〜中国、フィリピン 


(画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://aquiya.skr.jp/zukan/Crossostephium_artemisioides.html
モクビャッコウ(木白虹)
学 名 Crossostephium artemisioides Less.
分 類 キク科モクビャッコウ属
原 産 東アジア(日本では南西諸島の一部に自生)
タイプ 常緑低木
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。海岸に自生する植物で乾燥には
強い。寒さにはやや弱いが、関東地方以西の暖地では軒下や露地で越冬するようだ。最低越冬温度
は3℃前後?


http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/a-00256.html
モクビャッコウ(危急種) code a-00256 
和名 モクビャッコウ 
分類 キク科 
学名 Crossostephium chinense (Linn.) Makino 
方言名 イシヂク (沖縄) 
カテゴリー 危急種 
特性 形態の特徴: 高さ30〜80cmに達する小低木。全体に灰白色の短毛を密につけ白色を帯びる。
茎はよく分枝し、傘状になる。頭花は直径約5mm、淡黄色で球形、茎頂や葉腋に総状または円錐状
につく。
分布域(県外): 悪石島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島、硫黄島、台湾、中国南部、フィ
リピン
県内の分布: 沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島
生育環境: 海岸の波しぶきがかかる隆起サンゴ礁地域に生える。
生息状況: かつては普通に見られたが、現在はいずれの産地も個体数が急減している。
減少の要因: 園芸用の採集。
 





尖閣の植物 
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モチノキ
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分布:魚釣島

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/Mochinoki.htm

典拠1: 「尖閣列島採集記(14)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada12.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: C、頂上灌木帯、頂上(奈良原岳?「尖閣諸島の自然」管理人)は突きつとした岩石で占 め縁辺は断崖をなし、風衝地帯となつているため、トゲイヌツゲ、クスノキ科の一種、センカク ツツジ、ギイマ、灌木上のイヌマキ、シヤリンバイ、モチノキ等があり稀にコシヨウノキを生ず る。之等の樹枝にはイリオモテランの近種、ヨウラクラン、リユウキユウセツコクが所せまきま でに着生し、樹皮岩石には無数の地衣が所せまき迄に付着して奇観を呈する。
 センカクツツジ、ギイマ、モチノキにはヒノキバヤドリギの寄生を見る。
 樹下は腐植土で被われて泥炭状をなしセンカクツツジの下枝は下垂してしきりに発根し、リユ ウキユウツルコウジ、ヒトツバ、シマキクシノブの発育がよい。
 断崖にはシヤリンバイ、センカクツツジが密着し、シヤリンバイの白とセンカクツツジの赤が 陽光に照り映えてしばしこうこつ境をほうこうせしめる。

典拠2: 「無人島探訪記(9)密林踏査」 高良鐵夫
南琉タイムス(10回連載)1950年4月25日〜5月22日
「尖閣研究」 無人島探訪記5
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki4.htm
記事: 奥地へ進むにつれタカサゴシヤリンバイ、クスノキ、イヌマキ、タブノキ、リユウキユ ウガキ、ガジマル、クサギ、ヤマグワ、クロツグ、アコウ、モチノキ、ツバキ、アカギ、オオバ ギ、フトモモ等の樹木は勿論、ハカマカズラ、ハマナタマメ、クワズイモ、ムサシアブミ、トウ ズルモドキ、フウトウカズラ等の生育が良く原生林相をそなえたところもある。殊にクロツグは 葉柄の長さ七米に達するものがある。

典拠3: 「東支那海の谷間−尖閣列島」(九州大学・長崎大学合同尖閣列島学術調査隊報告、 1970年)72頁、尖閣列島採集植物目録(川下勉採集、初島住彦鑑定)。(モチノキ科) (魚釣島)


領土編入と古賀辰四郎、領有後の尖閣諸島における漁業(上)
http://npil.canpan.info/report_download.html?report_id=11376

・樟苗等の植林
B其の他:「褒章資料」に古賀は八重山に自生するモチノキから作られる鳥黐の製造を奨励したと
ある。魚釣島にこのモチノキが生育しており、古賀商店の品目の一つである鳥黐を製造していた可
能性がある。なお自生なのか植樹なのかは定かではない。




(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/motinoki.html


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

モチノキ(黐の木)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/motinoki.html


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

「なんちゃって−おじさん」の独り言: 鳥黐(とりもち)の原料、目立つ赤い実・・・・クロガネ
モチ Q
http://pub.ne.jp/JOMEIOYM0314/?entry_id=1196242
鳥黐(とりもち)の原料、目立つ赤い実・・・・クロガネモチ Q
[ 奈良県の「巨樹・奇木」シリーズ ]

この木は庭木としてよく植えられている。
よく見かけるのに、意外と知らないことが多い。
ここは箸墓古墳の東側にある桜井市箸中にある国津神社境内の北東側にありました。大木です。


根元の周囲は2m、樹高は15mほどで真っ直ぐ立っています。木肌は灰褐色であるがゴツゴツし
た感じではない。










尖閣の植物 
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モッコク
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(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://shinrin.cool.ne.jp/sub246.html

典拠1: 季刊「沖縄世論」2008春季号  
インタビュー「尖閣諸島の魅力」 琉球大学名誉教授 新納義馬
アマミアラカシ、イヌマキ(チャーギ)とモッコク   37ページ
ビロウ タカサゴアザミやウラジロガシ等   38頁
センカクツツジ、センカクオトギリ  39頁
ンジャナバ (ホソバワダン)  40頁
ンジャナバ、ガジュマル(コマルバガジュマル)ビロウ 42頁

典拠2: 尖閣諸島文献資料編纂会 新納先生インタビュー 尖閣諸島の魅力
http://pinacles.zouri.jp/bunken/niiro1.htm
質問−戦前の新聞に「イヌマキ(チャーギ)を売ります。」という古賀商店の広告があります。

新納:「ああ、イヌマキは一回使えば一生ものですから。イヌマキとモッコクはそう。島では使 わないで商売用に使ったんじゃないですか、いわゆる材として高く売れるだろうし、そういうの には利用していると思いますよ。」

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%AF
モッコク 
分類 
界 : 植物界 Plantae 
門 : 被子植物門 Magnoliophyta 
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 
目 : ツバキ目 Theales 
科 : ツバキ科 Theaceae 
属 : モッコク属 Ternstroemia 
種 : モッコク T. gymnanthera 
 
学名 :Ternstroemia gymnanthera 
和名 :モッコク 
モッコク(Ternstroemia gymnanthera, (Wight et Arn.) Bedd.(木斛))は、ツバキ科の常緑高
木。江戸五木の一つ。

南西諸島を含む日本列島、朝鮮半島南部、台湾、中国を経てインドに至る暖地の海岸近くに自生す
る。成長すると樹高は約6m、時には7mを越す大木となる。葉はしゃもじ状で分厚く光沢があり、十
分に日光が当たる環境では葉柄が赤みを帯びる。7月ごろになると、直径2cmほどの黄白色の花をつ
け、芳香を放つ。株によって両性花または雄花をつけ、雄花の雌しべは退化している。両性化をつ
ける株には1cmあまりの大きさの卵状球形の果実が実り、秋になると熟してぶ厚い果皮が裂け、赤い
種子を露出する。この種子は鳥によって食べられて親木から離れたところまで運ばれると考えられ
ている。また、この種子は樹上で赤く目立つため、アカミノキの別名がある。

葉が美しく樹形が整うため、庭木として庭園に植栽されるほか、堅く美しい赤褐色をおびる材を床
柱のような建材、櫛などの木工品の素材として用いる。また、樹皮は繊維を褐色に染める染料とし
て利用される。





尖閣の植物
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モンパノキ
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分布:

(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

出典:海辺の植物/モンパノキ
http://www.vill.gushikami.okinawa.jp/shizen/syokubut/monpanok.html
モンパノキ[ムラサキ科] 方言名:スーキ、ガンチョーギー

 海岸の砂地や石灰岩上に多く見られる亜高木。幹は直立し、大きなものは10mくらいになりま
す。胸高直径が80cmをこえる木になることもあります。普通は2〜5mくらいの高さです。葉は倒
卵状楕円形、多肉質で先は鈍くとがります。小枝の先に集まってつきます。葉の表面は裏表とも細
かい白い毛に覆われています。花は白い小さな花が集散花序に密につきます。木質が柔らかく加工
しやすいことから漁師が使う潜水用メガネのワクを作る材料として使われます。樹皮は海産物の食
中毒の解毒剤として使われていたようです。葉はすりつぶしてハブクラゲなどに刺された部分に塗
るとよく効くといわれています。

典拠1: 「尖閣列島採集記(4)」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada2.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: 手早く設営をすまし飯ごう炊さんをして午後から島の北半の採集に出かけた。
 この南小島はモンパノキ、シロガジマル、クサトベラ、アダン、ムラサキイソマツの他は木が 無い、草も全部海岸産のもので山のてつぺんまで海岸植物で占められている。


典拠2: 「尖閣列島採集記(3)【上陸第一歩】」多和田真淳
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tawada1.htm
原書:琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日
記事: この地点は島の東北隅にあたる此処は古賀氏が経営した小工場地帯の跡で、海岸からの 強い風波を防ぐために大小多数の枡目形の石塀でめぐらした工場や屋敷跡が殆んど完全に残つて いる。
 設営をすべくリユツクを肩に四五歩、歩いたら鼻のつぶれそうな喉をしめる様な、異臭がプン と来た。
 モンパノキの陰に我々より先に上陸したであろう漁民に打ち殺されたカツオドリの胸肉ともも 肉をとり去られた後の皮付の頭や脚や翼がうず高く捨てられた無ざんな姿。


典拠: 昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」42頁


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

よろずフォトログ : "モンパノキ"
http://462photoblog.com/j/2007/03/post_981.html

新城海岸の浜辺には、このモンパノキがたくさん生えています。
強い日差しを遮るための天然のビーチパラソルの役目を果たしてくれました。 



(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://pasha.uruma.jp/user/23/8280/
モンパノキ。海岸の砂浜でよく見かける木です。
昔は素潜り漁の際のマスクのフレームに使われたとか。ムラサキ科。


(引用した画像は尖閣諸島のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

モンパノキ(紋羽の木)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/monpanoki.html
モンパノキ(紋羽の木)  ムラサキ科  Last modified: Mar 12, 2008
  学名:Argusi argentea (= Messerschmidia argentea )
 別名:ハマムラサキノキ(浜紫の木)










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尖閣諸島の生き物たち =植物編(ヤ・ラ・ワ行)=