尖閣諸島の魚類 (T)
尖閣諸島の自然
尖閣諸島の魚類 (T)


目次

番号
魚名
出典
番号
魚名
出典
(01) アオチビキ 南西諸島の魚たち (18) テングハギモドキ 南西諸島の魚たち
(02) アカククリ 南西諸島の魚たち (19) ナンヨウカイワリ 南西諸島の魚たち
(03) アカヒメジ 南西諸島の魚たち (20) ナンヨウハギ 南西諸島の魚たち
(04) イシガキダイ 南西諸島の魚たち
Webサイト
(21) ハナビラウツボ 南西諸島の魚たち
(05) イソマグロ 南西諸島の魚たち (22) ヒメフエダイ 南西諸島の魚たち
(06) イヌザメ 南西諸島の魚たち (23) ヒレナガカンパチ 南西諸島の魚たち
(07) インドカイワリ 南西諸島の魚たち (24 マダラハタ 南西諸島の魚たち
(08) カスミアジ 南西諸島の魚たち (25) ヨスジフエダイ 南西諸島の魚たち
(09) カッポレ 南西諸島の魚たち (26) シュモクザメ 沖縄の秘境を探る
(10) クロハタ 南西諸島の魚たち (27) ウツボ 沖縄の秘境を探る
(11) ゴマモンガラ 南西諸島の魚たち (28) カジキ 沖縄の秘境を探る
(12) コロダイ 南西諸島の魚たち (29) カツオ 沖縄の秘境を探る
(13) サザナミヤッコ 南西諸島の魚たち (30) マイルカ 沖縄の秘境を探る
(14) シマコショウダイ 南西諸島の魚たち (31) サワラ 尖閣上陸
(15) スミツキカノコ 南西諸島の魚たち
(16) タテシマキンチャクダイ 南西諸島の魚たち
(17) ツムプリ 南西諸島の魚たち


尖閣諸島近海で見られる可能性の高い魚
番号
魚名
出典
番号
魚名
出典
(01) エラブウナギ 南西諸島の魚たち (05) ジャノメナマコ 南西諸島の魚たち
(02) コブシメ01  南西諸島の魚たち (06) タイマイ 南西諸島の魚たち
(03) コブシメ02 南西諸島の魚たち (07)
(04) コブシメ03 南西諸島の魚たち


※注1:「南西諸島の魚たち」
著者:田口哲
発行:昭和61年3月13日
発行所:日本テレビ

沖縄トラフの魚
番号
魚名
出典
番号
魚名
出典
(01) イモリザメ
(05)
(02)
(06)
(03)
(04)















▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ア行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼




(01)  アオチビキ









アカヒメジ







アヤメエビス









アカククリ










イシガキダイ







イソマグロ

調査釣行結果:http://marinechallenger.kir.jp/chouka/tokara/2000/2000.htm より
釣れたイソマグロ、全てリリースできました 


尖閣諸島情報・・・
尖閣諸島は沖縄から約13時間、石垣島からおよそ4〜5時間の海域に有り国内で尖閣へ遠征できる許可を持ってい
る遊漁船は、私の知る限り一隻も無い、海上保安庁で調べた結果も同じであった、つまり遊魚で尖閣へ行く事は違
反営業で、違反をすれば罰金300万円以下に合わせて営業停止2年の重罰である、海上保安庁の巡視艇が2隻尖
閣海域を毎日警戒している、又ジェット機やヘリコプターでの監視もほぼ毎日行われている、台湾船等の外国船が尖
閣の日本領土海域に侵入しないようにでしょう、私自身未知の海域期待と不安そして異常なまでの緊張感、夜の停
泊がなんだか心配・・・私は事前に保安庁に連絡していたので、停泊は巡視艇の近くにアンカーを入れて寝ました、
これ程までに保安庁が力強く感じた事は初めてでした、違反者を取り締まるだけでは無く、我々を守ってくれる有り
難い方々でした。

遊魚で台湾から尖閣に来ているようだが監視がきびしくA級ポイントへはとうてい入れないようです。

★ 平成17年1月、マリーンチャレンジャー号で尖閣諸島(センカクショトウ)に行って来ました。
尖閣で私が感じたことは、・・・とにかくイソマグロが多い、ジグを落とせばフォール中にアタックしたジャーク開始にす
ぐにヒットする、サイズは20kg〜30kgです、又泳がせ釣りでチャレンジしょうと思い、エサとなるムロアジ釣り仕掛けを
投入するとムロアジが入食い・・・しかし・・・ムロアジは、一匹も上がってこない、なぜなら、サビキにムロが掛り、掛
ったばかりのムロにイソマグロがアタックしてサビキごと引きちぎってしまう状態で釣りにならない、このほかGT(トレ
バリー)もかなりの数生息しているようです、水温が沖縄近海で21,3℃ですたが尖閣ではその時期23,2℃で約2℃
の差が有りました。
GTに関しては大きさよりも数釣りポイントかも?釣りポイントの広さとしてはトカラ列島の10分の1位だと感じました、
狭い海域の豊富な魚達をずっと、ずっとこのままの姿で未来に残したいような気もします。

管理者:このサイトには尖閣諸島の珍しい写真が色々掲載されています。
下の写真は中でも珍しいものです。

沖の北岩:私が知っている範囲では沖の北岩がはっきり写った唯一の写真です。


大正岩
管理人:この角度から撮った写真はこれ以外にないと思います。





イソマグロ
















インドカイワリ










イヌザメ









ウツボ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」52頁



管理者:写真は参考までに。下のWebサイトのものです。

分類 :魚類 ウナギ目 ウツボ科 
学名 :Gymnothorax kidako 
分布 :南日本太平洋沿岸 
環境 浅い海の岩礁(〜10m)、やや深い海の岩礁(10〜50m) 
全長 :80cm 
写真撮影地 :伊豆半島 
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/fish/card/0024.html 9l











エラブウナギは爬虫類で魚類ではありませんが、
海川に住む生き物の一員として取り上げています。
エラブウナギ  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)










オニヒトデ  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)












▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ カ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼



カジキ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」48頁 
(カジキとだけあってどの種類か分からない。岸近くを回遊するバショウカジキかも知れない)

http://homepage2.nifty.com/cranes-okinawa/zukan/zukan.html より
尖閣諸島近海で見られる可能性のあるカジキを選んでみました。
 
 
参考:バショウカジキ (Sailfish) 
 岸近くを回遊するカジキです。セビレが大きいのが特徴です。
IGFA世界記録100kg 
 

参考:シロカジキ (Marlin black) 
 クロカジキと同様に大型になるカジキです。やや岸よりに回遊する。
ムナビレが折りたためないのが特徴です。
IGFA世界記録707kg 
 


参考:シロカジキ (Marlin black) 
クロカジキと同様に大型になるカジキです。やや岸よりに回遊する。
ムナビレが折りたためないのが特徴です。
IGFA世界記録707kg 


参考:マカジキ (Marlin striped) 
あまり大きくならないカジキです。沖縄近海では春先に回遊して来ます。
IGFA世界記録224kg 













カスミアジ









カツオ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」39頁

管理者:カツオは尖閣諸島近海では余程容易に獲れるようで、
尖閣諸島の調査書には隊員の日記などの記録によく載ります。

下の写真は尖閣諸島で写されたものではありません。

http://www.city.makurazaki.kagoshima.jp/port/po_katsuo_about2.html
カツオは、典型的な紡錘形をしており、機能的で速く泳げます。

色は背中が黒っぽい紺色をしており腹部は白に銀色の縞模様が入っています。大きさや重さについては、同年齢で
あっても大小の違いがあります。

また、カツオは最大1m、体重20kg、およそ10年位生きるものと考えられています。 

カツオの大きさ 年齢 大きさ(体の長さ) 重さ 
1年魚 約15cm 約60g 
2年魚 約45cm 約2,000g 
3年魚 約60cm 約4〜6kg 
4年魚 約70cm 約7〜8kg 
5年魚 約75cm 約10kg以 
 
カツオの種類 
カツオは、分類学上スズキ目・サバ科・カツオ属として分類されますが、
カツオ属として1属1種であるため、分類学上珍しい存在です。

一般的にカツオの仲間といわれているハガツオやスマ(ホシタロウ)・
マルソウダ・ヒラソウダはカツオ属としての仲間でなく、サバ科としての仲間です 












カッポレ








クロハタ








コブシメ01  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)






コブシメ02  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)





コブシメ03  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)






ゴマモンガラ










コロダイ











▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ サ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼






サワラ
典拠:「尖閣上陸」日本領有の正当性 牧野清・仲間均






サザナミヤッコ






シマコショウダイ






ジャノメナマコ  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)








(26) シュモクザメ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」51頁


写真は「沖縄の秘境を探る」とは別物:
シロシュモクザメ「シュモクザメ属」しゅもくざめ科
学名:Sphyrna zygaene (英)Smooth hanmmerhead 
http://www5.ocn.ne.jp/~akamanbo/tingyo/syumokuzame.htm






スミツキカノコ














▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ タ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼





タイマイ  

高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」48頁 昭和25年3月


昭和25年3月の調査では見られたらしいが今もいるだろうか。
写真は参考にて別物










タテシマキンチャクダイ







ツムプリ







テングハギモドキ








トビウオ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」
管理者:この書物によると波に突っ込んだ船の甲板にトビウオが
飛び跳ねていることが書かれていますので豊富にいたものと思われます。





▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ナ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


ナンヨウハギ







ナンヨウカイワリ














▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ハ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


ハナビラウツボ






ヒメフエダイ





ヒレナガカンパチ








▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ マ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


マイルカ
昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」51頁 

分類 :哺乳類 クジラ目 マイルカ科 
学名 :Delphinus delphis 
異名 :アメリカマイルカ 
分布 :極洋以外の世界中の海域 
体重 :オス85kg メス75kg 
体長 :オス2.2m メス2.1m 

http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/mammals/card/0225.html  より





マダラハタ









▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ヤ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼



ヨスジフエダイ








▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ラ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼















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沖縄トラフの魚類
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イモリザメ

沖縄トラフ奄西海丘で観察されたイモリザメ
(水深705m) 「しんかい2000」
南西諸島 南奄西海丘 





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