尖閣諸島の陸で暮らす生き物たち
尖閣諸島の昆虫
目次
尖閣の昆虫T 目録
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種名
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学名・英語名
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出典・備考
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01 |
イヌビワオオハマキモドキ |
Saptha divitiosa Walker, 1864 |
みんなで作る日本産蛾類図鑑 |
02 |
センカクキラホシカミキリ |
Glenea masakii Makihara, 1978 |
沖縄県レッドデータブック
沖縄県:未決定種
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03 |
センカククロトラカミキリ |
Chlorophorus yakitai Niisato,2005 |
カミキリ情報館 |
05 |
アカタテハ |
Vanessa indica Herbst |
沖縄の秘境を探る |
06 |
オオゴマダラ |
Idea leuconoe |
沖縄の秘境を探る |
07 |
イナゴ |
Oxya yezoensis |
沖縄の秘境を探る |
08 |
モグリバエ |
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沖縄の秘境を探る |
09 |
タイワンカブトムシ |
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沖縄の秘境を探る |
10 |
コメツキムシ |
Campsosternus nobuoi |
沖縄の秘境を探る |
尖閣諸島の昆虫 U 目録
尖閣の昆虫T
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(01) イヌビワオオハマキモドキ
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Saptha divitiosa Walker, 1864
分布:石垣島,西表島,尖閣諸島魚釣島;台湾,フィリピン,
その1
イヌビワオオハマキモドキ Saptha divitiosa Walker, 1864
科:ハマキモドキガ科(Choreutidae)
属:Saptha Walker, 1864
【旧名,別名,害虫名,同定ミスなど】 ルリモンハマキモドキ
[講談社大図鑑:CAT.1096 / Plate:10:48(♂);10:49(♀);239:3
(♂翅脈);239:4(♀翅脈);254:6(♂交尾器)]
【開張(mm)】 18-20
【分布】 九州,石垣島,西表島,尖閣諸島魚釣島;台湾,フィリピン,
インド,モルッカ諸島,ビスマルク諸島,ニューギニア,オーストラリ
ア
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 '宮崎'
【成虫出現月】 4,11(投稿情報より)
【幼虫食餌植物】 クワ科:オオバイヌビワ(※KD)
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」より
http://www.jpmoth.org/Choreutidae/Saptha_divitiosa.html
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その2
その3
その4
その5
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(02) センカクキラホシカミキリ
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hthttp://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/l-01317.html
センカクキラホシカミキリ(未決定種) code l-01317
和名 センカクキラホシカミキリ
分類 コウチュウ目 カミキリムシ科
学名 Glenea masakii Makihara, 1978
方言名
カテゴリー 未決定種
情報
出典:http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/0wanted.htm
センカクキラホシカミキリGlenea (Glenea) masakii Makihara, 1978 魚釣島で戦前に1♀のみ
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(03) センカククロトラカミキリ
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センカククロトラカミキリ
Chlorophorus yakitai Niisato,2005
尖閣諸島
出典:http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/0wanted.htm
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(05) アカタテハ
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アカタテハ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」39頁
http://homepage3.nifty.com/ueyama/shubetsu/tateha/aka/akata.html
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科 タテハチョウ科
学名 Vanessa indica Herbst
大きさ (前翅長)30-35mm
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「学芸員の部屋」より
http://www.sebg.co.jp/curator/archives/2005/05/post_93.html
アカタテハ
アカタテハ Vanessa indica indica
タテハチョウ科 沖縄島,久米島,宮古島,多良間,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,
鳩間島,波照間島,与那国,北大東島,南大東島,尖閣諸島などの島から記録されている。
沖縄県のたくさんの島々で時期によりご普通にみることのできるチョウなのだが、最近愛好家で
話題になっていることがあります。
鳥は繁殖、あるいは特別の目的をもって「渡り」をしているが昆虫も「渡り」していることが分
かっています。沖縄島を含む琉球列島は南北に長く「渡り」の中継地点の役目なのです。
アカタテハは以前から疑問に思われていたのが、「夏の個体数減少」でした。どうやら北へ移動
しているらしいのです。そして、秋になると北からやってくるわけです。
チョウの「渡り」のことはアサギマダラが有名で、全国規模で調査が盛んに行われています。今
では、台湾、フィリピンまで調査をしに行くそうです。興味のある方はインターネットでアサギマ
ダラを検索してみて下さい。
比嘉正一
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(06) オオゴマダラ
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オオゴマダラ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」39頁
写真: http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/oogomadara.html より
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下記の記事: http://spa.s5.xrea.com/okinawa/606f.htm
オオゴマダラ(大胡麻斑蝶) Last modified: Oct 01, 2003
名称 オオゴマダラ (鱗翅目マダラチョウ科)
学名 Idea leuconoe
食草 ホウライカガミ
特徴 白と黒のシマウマ模様に丸く丸い紋が特徴的な芋虫です。前後に黒く長いツノがありま
す。
羽化してから半年くらいの長寿の蝶で,蝶の生態展示施設ではなくてはならない主役です。亜熱帯
産で冬眠しないこと,万一逃亡しても耐寒性がない,生き残っても周囲には食草がないので繁殖し
て生態系を乱したりしない,森林を好み閉じた空間である温室内でも吸蜜や産卵などのライフサイ
クルが成立すること,一年中累代して安定して展示できるという好条件を満たしているのだそうで
す。
大きさ はねの開張 130 mm 程度
分布 沖縄以南。与論島,沖永良部島でもまれではない。奄美大島,喜界が島などで発見される
のは土着のものではないとのこと。
撮影場所 栃木県井頭公園「花ちょう遊館」にて
撮影日付 1999/03/06
撮影者 青木繁伸
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(07) イナゴ
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イナゴ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」39頁
和名 イナゴ(蝗、稲子)
別名 稲子麿(いなごまろ)古名
学名 Oxya yezoensis(コバネイナゴ)
Oxya japonica(ハネナガイナゴ)
科名 イナゴ科
沖縄口 カタ(宮古)
アイヌ語
中国名 稻蝗、稲蝗
蝗虫
英名 locust
大きさ 16-40mm
時 期 8-11月
分 布 本州・四国・九州・沖縄
http://www.insects.jp/kon-battahanenaga.htm
ツチイナゴPatanga japonica大きさ 50-70mm
時 期 3-7月、10-11月
分 布 本州・四国・九州・沖縄
http://www.insects.jp/kon-battatutiinago.htm
http://www.obusuma.com/photo/03/030527.html
日替り素材 - 2003.05.27
「イナゴ」
イナゴ、ですよね?まだ小麦色になっていない小麦畑で、小麦色に色付いたイナゴが飛び回ってい
ました(笑) 虫が苦手な方、ごめんなさい(^-^; この時期には昆虫がたくさんいるので、ついつい
紹介してしまいます。
今日は朝また雨が降りました。こんなに雨が続いていると、いつのまにか梅雨入りしてしまったの
では、と心配もしましたが、夕方には日差しもあって安心できました(^-^
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(08) モグリバエ
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モグリバエ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」45頁
マメハモグリバエ
http://www.ibcweb.co.jp/agri/20/2002.asp?XMC=lrAAqWAr&mode=4&cno=1
2. ハモグリバエ類
都内で問題となるハモグリバエ類は、最近までは1991年9月に初記録されたマメハモグリバエであっ
たが、現在では小笠原など一部地域を除いて2001年10月に初記録されたトマトハモグリバエに置き
かわりつつある。トマトハモグリバエは、マメハモグリバエと同様に薬剤抵抗性を発達させている
と言われている。なお、以前から分布しているナモグリバエやナスハモグリバエもいまだに被害を
およぼしている。さらに、都
内ではまだ確認されていないが、2001年9月以降、北海道と山口県で新たにアシグロハモグリバエが
記録されており、今後の動向に注意する必要がある。いずれの種も小型で似通っており、加害植物
も重なるため肉眼での種の識別は困難であるが、以下に特徴を述べる(種の同定については病害虫
防除所など関係機関にお問い合わせ下さい)。
形態(成虫)
マメハモグリバエ:体長2mm内外、頭部・額面黄色、全身黄色+黒色(側部中胸側板黄色)
トマトハモグリバエ:体長1.3〜2.3mm、頭部・額面黄色(頭頂部黒ずむ)、全身黄色+黒色(側部
中胸側板黄色)
ナモグリバエ:体長1.7〜2.5mm、額面黄色、全身灰黒色
ナスハモグリバエ:体長1.7〜2.0mm、頭部黄色、全身黄色+黒色
アシグロハモグリバエ:体長1.7〜2.3mm、頭部黒色、頭頂部赤褐色、全身黄色+黒色(側部中胸側
板黒色)
生態
卵 :いずれの種も葉肉内に産み付けられる。
幼虫:いわゆる「絵描き」をしながら葉肉内に潜ったまま葉肉内部を食害する。
蛹 :成熟した幼虫は葉から脱出し、地表面や浅い地中で蛹になる(ナモグリバエ以外:ナモグリバ
エは葉内で蛹化)。
成虫:ナモグリバエは春に多発し,他の種は夏から秋に多発する傾向がある。またいずれの種も冬
季の発生は路地では認められないが、施設では年間を通して発生する傾向がある。
加害植物
マメハモグリバエ:キク科、マメ科、ナス科、ウリ科など
トマトハモグリバエ:ウリ科、ナス科、マメ科など
ナモグリバエ:マメ科、アブラナ科、ウリ科、ナス科など
ナスハモグリバエ:ナス科、ウリ科、アブラナ科など
アシグロハモグリバエ:アカザ科、ウリ科、ナス科、マメ科など
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(09) タイワンカブトムシ
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タイワンカブトムシ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」48頁
甲虫目 コガネムシ科
加害樹種: ヤシ類
http://www.ishigakijimaumibe.com/sannday/kabuto/kabuto.htm
頭のてっぺんがへこんでて、ちょこっと小さい角があるタイワンカブトムシです。
別名サイカブトムシとも呼ばれています。
もともと、インドから中国、東南アジアが原産地ですが、八重山には約80年前に台湾からヤシ
と共に移入されました。現在ではリゾート施設などで、多くのヤシが移植されるため、それに伴い
タイワンカブトムシも奄美大島まで分布を広げています。大きさは25〜45mと内地のカブトムシよ
り小さめでづんぐりとしています。
内地ではカブトムシは大人気の昆虫の1つですが、八重山のタイワンカブトムシはヤシやサトウ
キビの大害虫として、嫌われ者のようです。
しかし、少し前に近所の子供がこのタイワンカブトムシを捕まえて喜んでいました。それを見て
子供に人気あるのだと思い安心しました。
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(10) コメツキムシ
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コメツキムシ
昭和55年・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」48頁
ノブオオアオコメツキ
Campsosternus nobuoi
日本、沖縄県与那国島
体長 29〜33mm
コメツキムシは、昆虫綱コウチュウ目に属するコメツキムシ科に属する昆虫の総称である。
サビキコリ属の一種 Agrypnus murinus
コメツキムシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://www.nanyodo.net/Insects%20of%20Loochoos.htm
17 1997年11月30日発行 B5・40頁 3,000円
1995年6月尖閣諸島北小島の昆虫(2), 木村正明 38
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(00) センカクアトモンチビカミキリ
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まだ尖閣諸島に住む種かどうか確認できていません。調査中です。
センカクアトモンチビカミキリ
Sybra baculina musashinoi
Sybra baculina musashinoi Breuning et Chujo,1970
カミキリムシ図鑑 より
http://kamikiri.hp.infoseek.co.jp/wameise.html
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(00) センカクウスアヤカミキリ
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まだ尖閣諸島に住む種かどうか確認できていません。調査中です。
センカクウスアヤカミキリ
Bumetopia oscitans senkakuana
Bumetopia oscitans senkakuana Hayashi,1972
カミキリムシ図鑑 より
http://kamikiri.hp.infoseek.co.jp/wameise.html
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